働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

新年の抱負

murabito1104.hatenablog.jp

こちらが去年の抱負になります。

bookmeter.com

ライトノベルの既読数は全く落ちていないですが、肝心の感想の更新はガバガバでした。


今年こそは頑張って虫の息にならないようにします。
あと帯コメントとかでラノベに間接的に携われる仕事をしてみたいです。
今年もよろしくお願いします。

察知されない最強職(ルール・ブレイカー) 3

察知されない最強職(ルール・ブレイカー) 3 (ヒーロー文庫)

《あらすじ》
呪われし種族の少女を救え! 隠密の少年が「選王武会」に出場!? 衆人環境で戦うための秘策とは?
火龍が国王の退位を迫ったことで、ポーンソニア王国は混乱の最中にあった。そんな中、ジルアーテという冒険者の少女が王命で捕らわれてしまう。ジルアーテはポーンソニア王国の南に広がる自治区「中央連合アインビスト」の先代盟主の娘だった。アインビストでは多数の種族が集まって同盟体制を築いており、「選王武会」で優勝した者を盟主として任命し、自治を行っているという。
中でもジルアーテは竜人族という特別な種族であり、アインビストに集まる種族の中でも忌み嫌われている不遇の立場だった。フレアからそのことを聞いたヒカルは、竜人族という種族に興味を抱き、
ジルアーテに会いに行くことにするのだが――。

突出した隠密スキルを持ち剣聖を打倒する強さと希少なモンスターを狩って稼ぐ経済力もあり豪華なホテルに宿泊し、ラヴィアと親密な関係を築き上げて清々しいくらいに人生を謳歌していやがる。
死の淵に立つラヴィアを牢獄から救い上げるなど、“ヒカル”という名に恥じない善行を異世界で積み上げていきラヴィアからの心象も『身も心も全てをささげる』覚悟を決めるほどのもので、そこに至るまでの数々のドラマを丁寧な物語を通して楽しませてもらったので、3巻のなかで度々仲睦まじく日常のワンシーンを満喫している光景にほっこりします。
個人的な好みで頭のリボンは知能レベルが低く映るので外して欲しい感がありますが……

さて、火龍が国王の退位を迫った一連の出来事に関して、新刊が出るまでの期間で記憶が薄れてしまったために一瞬記憶が薄れていたのですが、そういえば龍と戦うのにヒカルが隠密スキルを駆使したりラヴィアが東方四星と接触したのが2巻のラストでしたね。
その騒動により竜人族の少女ジルアーテとヒカルが繋がることになるのですが、ソウルボードを自由にできる能力やラヴィアと行動を共にしている状況などなど他人には口外できない秘密を抱えていることから、かなり立ち回りが制限されてました。もっとも、ソウルボードでラヴィアに隠密関連のスキルに振り、ヒカルの集団遮断のスキルと併用して人目を憚ることなく街中に繰り出していたりするけれど、改めて第三者のジルアーテの登場によりラヴィアの置かれている境遇を再認識でいました。1巻で国王の命で地下牢に幽閉されて殺される寸前でしたねラヴィアちゃん。

竜人族と火龍の関係、ヒカルと同様に異世界に転生したであろう東方四星のメンバー、まだまだ明らかでない伏線も複数あり、ラヴィアとポーラを引き連れたヒカルの冒険が今後どのようなものになるのかがとても気になります。新刊が楽しみです。

神アプリ曰く、私たち相思相愛らしいですよ?2 #【バイタリティ】全振り乙女は相性度100%で恋に落ちる

神アプリ曰く、私たち相思相愛らしいですよ?2 #【バイタリティ】全振り乙女は相性度100%で恋に落ちる (MF文庫J)

《あらすじ》
「好きです、先輩。わたくしとお付き合いしてください!」バイタリティ全振りで恋に憧れる乙女な後輩・花楽は相性度が100%になったことであらためて翔に告白!さらに運命の相手である裕子とルナにも宣戦布告をし、翔攻略のため本格的に動き出す。一方、裕子とルナは花楽に対抗するために同盟を結んで『内緒の抜け駆け大作戦』を開始!三者三様の猛アピールにドキドキしっぱなしの翔も告白することを決心!?翔との距離を縮める運命の相手たちに触発されたヘタレ幼なじみの凛珠にもついに変化が―。白熱する恋の争奪戦の行方は神アプリのみぞ知る?恋愛力のステータスが鍵を握る青春ラブコメ、第二弾

恋愛に対するバイタリティ全振りのヒロインが相性度100%で恋に落ちて全力アピール。神アプリにより結ばれた先輩・後輩カップルの誕生に学校中も話題となり激しさを増す花楽と翔の青春ラブコメに対して、待ったをかけるヒロインたちの介入でさらに修羅場と化していました。
もちろん、相性度1%の最低値をたたき出して攻撃力全振りの凛珠も幼馴染みの特権をフルに活かして健気にアプローチをしていてとても可愛くて愛らしかったですが、元来の防御力皆無のヘタレぶりが災いして詰めの一手がいつも甘い。翔と凛珠が相思相愛なのは決定的だけれど、神アプリが導き出した相性度1%の真実がどこまでも付きまとう結果、関係性が進展しないのはなかなか辛いです。相性度は低いが相思相愛だったカップルがすぐさま破局したという前例があるだけに、ずっと幼馴染みのままのほうがという打算的な部分もあるのだけれど、神アプリが二人の相性度で1%をたたき出した真実がわかるまでは進展はなさそうです、

甘楽や凛珠の二人以外にも裕子やルナとも良好な関係を築いていて、誰が翔の一番のヒロインになるかの駆け引きを堂々と宣言してデートに誘っているところも面白かった。グループチャットでヒロイン4人がひとりの男の子を取り合っているのに和気あいあいとしていたり、翔の好みに近づくために凛珠と花楽が翔の目の前でバストを測定したりなど、悪感情を抱くことなく翔の一番になろうとアプローチしている姿が健気でとても可愛かったです。あずーるさんの描く女の子は素晴らしいですね。

3巻で新たに相性度100%になったヒロインがどう攻めてくるのか。新刊が出るのであれば楽しみです。

ありふれた職業で世界最強 9

ありふれた職業で世界最強 9 (オーバーラップ文庫)

《あらすじ》
ついに故郷へ帰還する手がかりを得たハジメたち。目指すは【氷雪洞窟】――氷と雪に閉ざされた、極寒にして極限を成す最後の大迷宮。新たな力を携え挑むハジメたちだったが、氷面鏡の迷路に加え、奇怪な囁き声に悩まされる。
その仕掛けは一行の精神を着実に蝕んでいき――。そんな極限状態の中で分断され、一人ぼっちとなった雫の前に現れたのは、偽りの自分。自身を超える試練に臨む雫だったが、目を逸らしてきた真実を虚像に突きつけられ、心が決壊してしまい……!?「南雲君、少し、疲れたわ。ちゃんと……守って……ね?」
内に秘めた自身に克己せよ。“最強"異世界ファンタジー、第9巻


ありふれた職業で世界最強の制作も進行しているみたいで放送が楽しみです。
シリーズ初期の頃と言えば、主人公の南雲ハジメがクラスメイトに奈落の底に突き落とされる展開がかなり衝撃的でした。異世界にクラスメイトたちが丸ごと召喚され、ファンタジー世界でチート能力に目覚めたことがきっかけとなり倫理観が歪んでいき、思春期の少年少女たちの暗黒面を表に引き出す異世界作品。現段階でもクラスメイトが闇落ちして敵対勢力に加担したり、ハジメの掲げる心情に反発する光輝が【氷雪洞窟】での試練で内に秘めた激情に揺さぶられたりしています。光輝がハジメたちと行動を共にし世界を救うに足る実力を身に着けようともがき苦しむ光景と、身の丈に合わない力に手を伸ばしていくにつれて、自らの無力さに打ちひしがれる光景が克明に描かれていて、1巻に勝るとも劣らないダークな展開が多分に含まれる内容でした。ハッキリ言って、光輝の心が決壊寸前でした。この先の展開について原作のWeb版は未読なので知りませんがこのままだと名前負けして闇落ちしそうですね。

甘々なラブコメシーンも魅力的なこの作品ですが、ハジメの正妻としてユエに続きシアも含まれてからというもの正に両手に花。これまでの残念なウザいウサミミヒロインのポジションから一転して丁寧な扱いを受けていて駄々甘です。またシアが正妻に加わったことで香織が孤立無援と化し、日本にいたときの清楚でクラスで一番の美少女ヒロインの座から噛ませ犬が増してきました。初期の頃のハジメの生還を切に願う一途で可憐だった頃のほうがヒロイン力は高かったのだけど、もはや噛ませ犬。今後の活躍をお祈り申し上げます。

次回、八重樫雫とハジメの距離に進展も見え、光輝の今度はどうなるのか……。アニメの出来栄え共に楽しみです。

ありふれた職業で世界最強 9 (オーバーラップ文庫)

ありふれた職業で世界最強 9 (オーバーラップ文庫)

はじらいサキュバスがドヤ顔かわいい。(2) ~そ、そろそろ私を好きと認めたらどうですか……?

はじらいサキュバスがドヤ顔かわいい。(2) ~そ、そろそろ私を好きと認めたらどうですか……? (電撃文庫)

《あらすじ》
恋人練習で男性恐怖症が解消された!…はずもなく、ポンコツ加減に磨きがかかる純情クソ雑魚サキュバスな夜美。二次元至上主義を掲げ、生身の女性に興味はないと意固地に言い張り、夜美への好意を認めようとしないヤス。搾欲のために描いた新刊イラスト本をひっさげ、夏コミケにサークル参加した夜美は、売り子要員としてヤスを引っ張り出したりと、距離を縮めようと画策。ヨミに挨拶しに来た知り合いの絵師「しろみん」に、ヤスとのイチャイチャっぷりを見せつけたりと、夏の熱気に当てられてちょっと暴走気味?さらには、二人で恋人のフリをして夜美の実家へ挨拶に向かうことになり??恋に悶えるサキュバスブコメ第二弾!

まだヨミを好きと認めなくていいです。恋人練習、男性恐怖症を克服するため、理由は何でもいいのでイチャイチャしまくってください。二人で恋人のフリをしてヨミの実家にあいさつに行ってください。そんな二人の「好きじゃない!!」「好きと認めてください!!」の頭の悪いやり取りが微笑ましくてとても癒されます。
主人公のヤスは二次元のイラストにしか興味がないと頑なに否定しているけれど、ヨミに対しての好意の表れが日常での何気ない出来事で散見され、そのたびにヤスのなかの喜怒哀楽の感情が揺さぶられる演出が素晴らしかったです。

全体を通して見るとヤスとヨミの距離感が全く進展していないようにも思えるけれど、『ヨミの実家で両親への挨拶ができた』『ヤスからヨミへの愛の告白(偽装工作)』という大きな成果を上げることができただけでも十分にラブコメを楽しめました。サキュバスと結婚することはサキュバスの魅了の力に耐える鋼の精神を持ち、本当に自分の好意であるかを確認しなければならないらしいです。攻略難易度の低そうなチョロインだけど、正式な交際をするには超絶ハードルが高いところはクソです。どや顔で迫られたらぶん殴りたくなります。

ちなみに3巻も出るそうです。ヤスとヨミのイチャラブはまだまだ続くことになります。個人的には何かの拍子に間違って『デートで弁当持参』『交際宣言(偽装)』『水着回』などのラブコメイベントをやってほしいです(1巻でやってたのを忘れてたらごめんなさい)
完結するころには末永く爆発する理想の関係になってもっともっとイチャラブしてください。

ゴブリンスレイヤー9

ゴブリンスレイヤー9 (GA文庫)

《あらすじ》
ただの配達。ゴブリンスレイヤーですら、そう思っていた。
牧場の手伝いで配達に出たゴブリンスレイヤーは牛飼娘とともに、ゴブリンの大群に待ち伏せされる。それは、ある祈らぬ者の策謀だった!
一方、ゴブリンスレイヤー不在の一党は、見習聖女の託宣(ハンドアウト)より、雪山を目指すことに。そこは、氷の魔女の統べる永久(とこしえ)の冬の領域だった!
包囲された雪の廃村で、牛飼娘を守り、孤軍奮闘するゴブリンスレイヤー。彼不在の中、女神官は、ゴブリンではない怪物たちの脅威と対峙し、一党の行動を決断していく――。
「――手は、あります」

女神官が冒険者となってから月日は経ちこれまでの数々の冒険により成長を遂げていく。女神官の冒険と言っても、ゴブリンとかゴブリンとかオークとかゴブリンとか……、ゴブリンスレイヤーとパーティーを組んでいるのでほぼほぼゴブリンしかいないですが、数々の死線を潜り抜け生き延びた実績はあります。ゴブリンスレイヤー曰く金等級クラスのオークを討伐しても「ゴブリンに比べたら楽」らしいです。実質、女神官は金等級クラスの冒険の死線を経験してきたわけです。
なので、ゴブリンスレイヤーに毒されて色濃く影響を受けた女神官が、ゴブリンスレイヤー不在の冒険で「……手は、あります」の一言を発したときは、女神官の成長と変化を実感できる端的なフレーズだなと思いつつ、どんなエグイ作戦を指示するのかとワクワクしました。
女神官も限られた選択肢と戦況から冷静に判断する能力も培われてきているようで、周りが銀等級の熟練冒険者に囲まれているせいで自己評価が限りなく低いですがなかなかの策士でした。
ちょうどアニメ版のゴブリンスレイヤーが放送されている時期もあって、第1話の頃の初心者冒険者の女神官と比べて読むと、改めて成長している様子を実感できてより楽しめました。
ゴブリンスレイヤーの師もチラッと牛飼娘にの目の前に登場して意味深な発言を残していく場面もありましたが、今後の展開はどうなるのか。新刊が楽しみです。

嘘つき少年の異世界謀略ゲーム ~異世界で領主に成り上がった少女を連れ戻します~

嘘つき少年の異世界謀略ゲーム ~異世界で領主に成り上がった少女を連れ戻します~ (HJ文庫)

《あらすじ》
嘘つき×異世界×頭脳バトル!!
自称異世界出身の美少女・アニーに『お互いへの命令権を賭けたゲーム』を挑まれた男子高校生・カクシ。そこで彼は、アニーを寄越したのが意識不明の幼馴染・ナツメであり、彼女が異世界で領主になったと知る。彼女を連れ戻すために異世界へ向かうカクシだが、ナツメは日本への帰還を拒否していて―!!ひねくれ者のカクシによる、嘘とはったりの頭脳戦、開幕!!

嘘つき少年の異世界謀略ゲーム | HJ文庫公式Webサイト

前作である『命がけのゲームに巻き込まれたので嫌いな奴をノリノリで片っ端から殺してやることにした』から好きな作者なので新作情報が来たときは喜びました。ええ、今回も主人公のひねくれ度が凄まじかったです。
異世界ファンタジー×ゲーム×頭脳バトル。魔法が介在した絶対的なルールのもとに権謀術数をめぐらせて勝ちに行く展開が完全に決まった時は痛快ですね。物語の導入の部分で主人公のカクシの前に現れたニンフ族のアニーが初戦の相手となり、容赦なく完全勝利し絶対命令権を行使する実験台にされる残念なキャラクターぶりは、このタイプの作品には必須のポジションだと思います。異世界出身のアニーが日本の交番に半裸で突撃させられましたが、読者に絶対命令権の力を理解させるには必要不可欠な尊い犠牲なのです。

魔法が介在したゲームのルールなだけに、明文化されていない行為に関してはルールに接触しないゆえ反則に該当しない。そんな抜け道やダーティープレーが得意な人間こそ相手を欺いて勝利への道筋を見つけることができる。ひねくれ者な主人公の性格が異世界に来て遺憾なく発揮される頭脳戦が魅力的な作品でした。

続巻も売り上げ次第では視野に入っているみたいなので是非とも売れてほしいです。どうかよろしくお願いします。


こちらはWebに公開されている短編らしいです。
https://mypage.syosetu.com/1385086/