働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

星刻の竜騎士XVI 

星刻の竜騎士XVI (MF文庫J)
内容紹介
エスパーダ聖庁の危機を救ったアッシュ。だが、その傷跡は深く、シェブロン王国で療養生活を続けていた。久しぶりの休息を味わうアッシュ達だったが、ゼファロス帝国で革命が勃発! 革命の指導者は七翼将・アンネゲルトであった。一方、帝国の第五皇女であるルクレツィアは革命派の襲撃を逃れ、ゼノグラヴィア山脈に潜伏。山岳
民族タンタロス族の援護を受けながら、雌伏のときを過ごしていた。だが、アンネゲルトの魔手はタンタロス族にも及び……ルクレツィアの命運は、ひとりの少女に託される。美少女ドラゴンが歴史を刻む本格ファンタジー! 繋がりの絆が奇跡を生む。



感想
アヴァロン聖竜皇騎士団の結成に伴い入団することになったジェシカ、レイモン、ルッカといった仲間たち。
その成長を感じられるのが、各人のパルの聖竜化。
アニメでは、ジェシカは 水竜“リアンノン” レイモンは 地竜“ブリギット” ルッカの聖竜“ガウェイン”にいたってはアークの献呈にまで到達。
もともと ジェシカ、レイモン ともに作中ではほとんど活躍がない立ち位置。
それもそのはず。地竜、水竜ともに完全に聖竜の下位互換でしかありません。
各人のパルが聖竜化したことによって、アヴァロン聖竜皇騎士団全体のメンバーに一体感が生まれたように感じられました。


アンサリヴァン騎竜学院 の選抜合宿も始まり、かつては参加する側だったアッシュも今では生徒たちを導く立場の生徒会長に就
任。時間の経過をキャラクターの成長や身辺の状況の変化からあらためて認識できる一巻でした。


アヴァロン聖竜皇騎士団 のなかでアーニャの相棒はバジリスクで戦力になってなくない?
もちろん今回きっちり足並みをそろえてパワーアップしますよ。
今までのような『ただ戦艦を操縦するだけ』の立ち位置から、前線に立ってバリバリ活躍できるぐらいまで進化します。
まだちゃんとした出番はないけど、きっとこれからドラグナーたちと一緒に活躍することでしょう。


下図:矛盾があるとツイッターで呟いたページ(48p)
f:id:murabito1104:20140627214750j:plain

このシーンは革命軍に追われている“ルクレツィア”の視点です。
でも、7行目を見ると、魔剣を手に取ろうとしているのが“アンネゲルト”になってる。
“アンネゲルト”は革命軍の指揮者でこの場にはいないはずなんですけどねえ。
それに魔剣の所持者は“ルクレツィア”のはず。
何回読み返してもこの場にはいないはずなのに。
とりあえず、読者アンケートに書いて送っとこう。