働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

ヴァンキッシュ・オーバーロード 01 覇王覚醒

ヴァンキッシュ・オーバーロード 01 覇王覚醒 (MF文庫J)
才能が因子という形で具現化して全てを決める時代――その因子が目覚めずに悩むアーガスシティの少年・桐生将人は、ある日の放課後、二人の女殺し屋の襲撃を受ける。危機の中ついに目覚めた将人の才能――それは『王の因子』として世界中から危険視される『覇王因子』だった。覚醒した《侵略者の鎖》で殺し屋の少女アイリとリゼットを奴隷化し、なんとか窮地を切り抜けた将人。だが、世界の均衡を破る覇王=将人の出現により、他の王たちが次々と刺客を送り込んでくると告げられ……将人は非服従な少女たちと共に、世界の覇権をめぐる「王の戦い」に無理やり引きずりこまれてしまうのだった。宿命を鎖でつなぐ覇道のサバイバルアクション、堂々の開演――!




未覚醒者と覚醒者によって完全に区別される世界。未覚醒者は18歳を過ぎるまでに自らに埋め込まれた能力に目覚めなければ、一生覚醒者になれない。そして、未覚醒者の働き先は固定されている。
“将人”のもつ能力は『相手を奴隷にすることができ命令をくだすことができる。この奴隷化は対象者の意志では解除できないが、使用者の意志でなら解除が可能』
そして、配下になった人間は王が死ぬとその配下の人間も一緒になって死ぬ。
主人公である“将人”の能力が基本的に他力本願な部分もあるために、弱点が『一人になると弱い!』という一面。
奴隷化能力を除いたら鎖を物理的な武器に扱うしかなく簡単に窮地に陥る戦闘力。
MF仕立ての奴隷ハーレムに熱い異能力バトルがとても面白かったです。