働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

雀―肌上の猛牌

雀―肌上の猛牌 (集英社スーパーダッシュ文庫 か 20-1)

    • ここは、すべてが脱衣麻雀で決まる学校--

「勝負とは非情なり。勝者は全てを手に入れ、敗者は身ぐるみを剥がされる」
これが校訓の女子校に、女の子に間違われがちな主人公・雀(♂)はなぜか拉致られ、脱衣麻雀対決に巻き込まれて……!?
男らしさを求める雀は、麻雀初心者の居乳美少女・喚子とともに最強軍団「生徒会」に挑む!!
ふざけているけど実は本格派! 麻雀ラノベ一丁和了り!!





麻雀をプレイするラノベというより『脱衣麻雀』と認識して読んだほうがいいですね。麻雀の要素はかなりソフトに書かれているので麻雀のルールを完璧に把握していなくても軽い気持ちで読める内容でした。 
真面目に『麻雀』としての要素に突っ込みを入れていくと「この展開……うーん」「あっ、この点差(察し)」といった雑味が強くなるので軽い気持ちで読んだほうがいいです。
(子の役満は32000点。他家に直撃だと差し引き64000点差が埋まる。この計算を念頭に置くと……)
初心者の“喚子”の存在で麻雀経験者の“雀”による簡単な麻雀講座もあります。今後のシリーズ展開で徐々に細かい麻雀のルールを教えていくんですかね。次巻も期待していいんですか?(ワクワク)
可愛いキャラクターが服を脱がされて羞恥に身悶えする姿。ラノベならではのぶっ飛んだ世界観。“雀”が男である事実を知る人間と知らない人間の間で起こる展開が楽しめました。

喚子の挿し絵は着衣ありの胸パッツンバッツンの状態に美学を感じているのか肌色率が少ない!全くけしからん!そんな服はおじさんが剥いじゃうぞ!!