働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

100万回死んでも少女は死体回収屋の苦労を知らない

100万回死んでも少女は死体回収屋の苦労を知らない (富士見ファンタジア文庫)
冒険者たちが日々迷宮に挑戦している世界。彼らは死んでも棺になり復活可能の特異な存在だ。そんな彼らの棺を回収し、復活させることを生業とする死体回収屋のブリッドは、ある日古びた棺を復活させる。ところが、現れたのは裸の美少女だった!?「わたしの裸の鑑賞料は回収100万回ぶんだよっ!」と突然ムチャ振りをする、スゴ腕冒険者(自称)の少女ニナ!!ところが、迷宮に向かったと思えば“階段から落ちて死亡!?”“天井に突き刺さって死亡!?”という具合に死にまくり―!?この物語はそんなトンデモ冒険者ニナに振り回され続ける回収屋ブリッドの苦悩を描く、非常識迷宮ファンタジーである!!第二十六回ファンタジア大賞準大賞受賞作。





『冒険者』として迷宮に挑む“ニナ”と『死体回収屋』として活動する“ブリッド”のコメディ。
この『冒険者』という特殊な職業の≪死んでも死体回収屋に神殿に運んでもらえれば何度でも蘇る≫を面白おかしく書いたラノベで、『冒険者』の“ニナ”のすがすがしい死にっぷりが最高。死んだあとの棺はどうするかって? それを回収するのが『回収屋』の“ブリッド”の役目ですよ。彼も災難ですねえ、“ニナ”に出会ってからというもの毎回全力で振り回されて説教をしても全く学習しない“ニナ”。悩みの種が尽きないながらも甲斐甲斐しく世話をする姿。
個人的には『勇者リンの伝説』に次ぐコメディラノベだと思いますね。それでいて“ニナ”の謎の記憶喪失など、まだまだ明かされない迷宮の秘密や『冒険者』という存在について、2巻では深く切り込んだ内容に期待です。