働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

死線世界の追放者

死線世界の追放者 (富士見ファンタジア文庫)
「シィーッヒャァァァァアーッハハハハハハ―!」山道に響き渡る男の哄笑。男は、襲いかかってきた女王の特務騎士たちを圧倒的な力で薙ぎ払い、無造作に殲滅する。男の名は、ウルズナ。暴君“破戒王”直属の四天王にして、十年前、“破戒王”ともども英雄に討伐されたはずの男。平和な時代に蘇ってしまった彼は、己を討った英雄へ復讐すべく、女王として即位した英雄の元を目指す。彼の復活の瞬間に立ち会ってしまった少女シアリーに案内をさせ。しかしシアリーには、暴虐非道のウルズナ以上に世界から忌避される秘密があり―!?破壊と蹂躙の異世界バトルファンタジー!第26回冬期ファンタジア大賞・金賞受賞作。





四天王の一人である“ウルズナ”と盗賊に囚われていた“シアリー”が出会うことで話が始まるんだけど、とにかく読みにくかった。この“シアリー”という少女は“ウルズナ”の脅威を知りながらも付き従う理由ってのは、追々明かされて(うろ覚え)納得させられるんだけど、設定を盛り込みすぎに感じられてました。この設定を理解するのに体力が必要で、バトルファンタジーの演出が薄いため読んでいてかなり退屈でした。
正直な話、ラストのシーンに行く前に読むのをやめました。あまりオススメはしませんね。
まあ人によって面白いと感じた方がいるかもしれませんが僕としてはつまらなかったです。