働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

魔弾の王と戦姫 4

魔弾の王と戦姫 4 (MF文庫J)
ムオジネル軍、襲来す。エレンとリムの不在、疲れきった兵、自軍の十倍の敵兵。様々な困難を抱えながら、ティグルは“銀の流星軍”を率いムオジネル軍に挑む。圧倒的な戦力差に窮地に陥るティグルだったが、そこに意外な人物が現れ…?一方ジスタートに帰還したエレンは、病床の親友サーシャとの再会もつかの間、“雷渦の閃姫”エリザヴェータとの戦いに臨む。「一度だけ機会をやる。いますぐ這いつくばり、レグニーツァの民に許しを請え」「お断りしますわ」「ならば―くたばれ」交錯する想い。巻き起こる戦火。そして、明かされる驚愕の事実とは―大ヒット美少女戦記ファンタジー、第4弾。いま、“英雄”は産声を上げる。






戦姫による一騎当千の無双もなく、“ティグル”による軍の采配と弓の技量が活躍する1冊でしたね。
自軍と10倍近い兵力差を覆す作戦とドラマチックな展開が盛り込まれていて読了したときの充足感がヤバいです。
ラノベだしハッピーエンドは当たり前だろ?」という一言で切り捨てることはできないくらい緊張感のある場面の数々でした。ほんと無事に終わって何より。
“ティグル”の武器である『弓』が周囲の戦姫の存在に埋もれない。フットワークも軽く兵士との距離感が近く、自軍の兵士や士気の変化に対しても細かく言及するので戦争特有の妙に生々しい描写も癖になる。
戦記もののラノベとしてはこういうのもありかなとうなずける一冊でした。