働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

無能力者のオービット・ゲーム 1

無能力者のオービット・ゲーム 1 (オーバーラップ文庫)
出来損ない(レベル・エラー)が世界を壊す!
「きっと、あそこへ行く」 超能力たる『遺能』が使われるのが普通となった時代。
無重力下で『遺能』を駆使して行われる戦闘競技『オービット・ゲーム』が人気を博し、軌道上のコロニーに存在する宇宙学校はオービット選手の育成に力を入れていた。
日向ソラは『遺能発現者』でない事を理由に希望していた宇宙学校への入学を拒まれてしまう。
別の学校に進んだソラは有望なオービット選手だと誤解され、手荒い歓迎を受けるが、それは無能力者が常識を覆す物語の始まりだった。
止まらない&無重力下バトル開始!





『発現者』の『遺能』のメカニズムについての解説を。
『発現者』とは、無重力適合因子(通常AA因子)が一定値以上に高活性化し、遺能を発現した者たちの総称です。(76p)
それでも『発現者』として遺能を発現させる『レベルC』以上のAA因子活性率をもつ人間はごく少数で、大体の人間は宇宙に順応しつつも遺能を発現しえない『レベルD』がほとんど。さらにAA因子を持たないからそもそも活性など存在しない『レベルE』が全人類のごく少数を占める。(77p)

主人公の“日向ソラ”はこの中の『レベルE』に属しています。宇宙学校に通う全ての生徒は『遺能』もち。無重力化で行われる戦闘競技『オービット・ゲーム』もそうですが、宇宙学校に通い始めたときに様々な人物に勝負をふっかけられます。
そこでの“日向ソラ”が強力な『遺能』もちに勝つためのロジック。無重力化ならではの格闘術など、かなり作りこまれた内容です。強力な『遺能』をもつがゆえに力にたよった戦術でしかせめてこない相手に容赦なく勝つ無能力者の戦闘劇

あとこの主人公は結構ヒロインに対してぐいぐいいくタイプ。チョロインの魅力を引っ張り出す展開多数。こういうラノベの主人公はこれからも増えていってほしいです。難聴鈍感主人公よりも今はこれだと思う。