働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

魔弾の王と戦姫 5

魔弾の王と戦姫 5 (MF文庫J)
ムオジネル軍との戦いから十日。“銀の流星軍”はペルシュ城砦に駐屯し、きたる決戦の準備を進めていた。一方、五頭の竜を従えたテナルディエ軍は北上し、ガヌロンの本拠地アルテシウムへ向かう。三つ巴の戦いが勃発しようとするそのとき、ジスタート王宮にもひとつの出会いがあった。「ヴァレンティナ…」「おひさしぶりですね、ソフィーヤ」巨大な鎌の竜具“虚影エザンディス”を持ち、儚げに微笑む戦姫、ヴァレンティナ。ソフィーも警戒する彼女の目的とは…?そして遂に切り開かれる戦端のなか、ティグルは大切なものを失い、なお前に進むことを求められる。そのとき、背中に吹くのは力強き銀色の風―。最強戦姫ファンタジー、第1部堂々完結。





初登場となる『ジスタート』の戦姫の一人である“ヴレンティナ”。彼女の竜具は『体力があれば一瞬にしてどこへでも行くことができる』能力を発動できるようで、今回は『ブリューヌ』にて休息中の“ティグル”の元に現われただけに留まりましたが、なんともチートのような能力。“エレン”の風、“ミラ”の氷といった能力とまた一味違いますね。この移動能力が今後“ティグル”たちにどう影響するのか。
そして今回はティグル率いる『ジスタート』『ブリューヌ』の混成軍の『銀の流星軍』VS『テナルディエ公爵軍』の対決。1巻のアルサス襲撃事件からとうとう衝突した両軍。お互いの兵力は拮抗していながらも“マスハス”と“リム”の戦局を分析しての采配と、兵士の視点で描かれる戦闘劇も実は作戦が絡んでいたりと、あきさせない要素が満載。
戦闘の際の両軍入り乱れた状態の文章が少し読みにくいのと、ファンタジー特有のカタカナ地名・人名を把握していないと、誰が誰なのかわかりずらいのを除けばMF5の中でも差別化できる作品だと思います。