働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

CtG ─ゼロから育てる電脳少女─

CtG ─ゼロから育てる電脳少女─ (角川スニーカー文庫)
VRMMOゲーム「CtG」で、春日井遊は初対面のミーファと気楽に“結婚”する。でも娘のハルハが生まれて、まさかの子育てスタート!?しかも「きたよ、おとーさん!」「く、釘宮です」なんと現実世界にも、実物のハルハとミーファの中の人・釘宮美遥が登場!実はハルハは秘密の計画で創られた“新しい人類”だったのだ!!遊と美遥は、現実とゲームの両方で、人類の未来に関わる(?)壮大な少女育成に巻き込まれて!?





VRMMOゲームの世界で結婚をした女の子との同棲生活、しかも行為を行っていないのに子持ち。そんなドタバタ日常コメディ的な内容を期待していました。
1巻ということもあり、今回は『ゲームの世界から現実世界に転生してきた“ハルハ”の周囲』をメインにおいたストーリー。『VRMMO』と『現実』の世界を交互に行き来して充実した日常生活を送る姿から、“ハルハ”を作り上げるに至った研究の産物の登場で起こったバトル展開。個人的にはバトル展開よりも、『現実世界』のパートの話しを広げて、“春日井遊”の幼なじみの“小槌冬風”について掘り下げてほしかったな。
ある日突然“春日井遊”の隣に美少女の“釘宮美遥”が寄り添っていて、それを目撃する幼なじみ。もう完全な三角関係じゃないですか。そこに小学生くらいの姿をした“ハルハ”がいたら「お前らいつから子作りしてんだ!不潔!」な展開を期待してたのに……。
今回は作品の地固めということで2巻に期待しますかね。なにやら2巻で幼なじみで負け属性の“冬風”が何かを仕掛けるようです。イラストレーターのbun150のイラストで生み出されたキャラクターはみんな可愛いですしオススメしたいラノベです。