働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

サラリーマン中二病 1

サラリーマン中二病(1) (モンスター文庫)
在澤幸貴25歳、独身、一人暮らし、彼女なし。幼い頃から『将来の夢は異世界トリップ!』と公言する彼は、長年の夢かないついに異世界転移に成功する。異世界で幸貴はツンデレなネコ耳娘・ルナと出会い、さあこの世界を楽しもうと思った矢先、ある事実に気付く。「俺、どうやったら元の世界に帰れるんだ!?」。一方、突如消えた幸貴を捜すべく、親友の明道は幼馴染みの美春とともに奔走するのだが―。「小説家になろう」最大のライトノベルコンテスト、第2回「なろうコン大賞」受賞作、ついに書籍化!!






この世に生をうけて二十数年。常に異世界転移を夢見て日々切磋琢磨し続けた主人公“在澤幸貴”が、念願かなってとうとう異世界への道を切り開いたというストーリー。「異世界転生なんてして会社の出勤とかどうするんだよ!」、いつまで経っても子供のように異世界異世界と語り続ける“幸貴”をあらわしてのサラリーマン中二病なんですね。
はじめてタイトルを見たときの印象は「異世界に現実世界のオーバーテクノロジーを持ち込んでばりばり働いていくラノベ」と思っていました。
普通異世界転移となると、突発的なトラブルに巻き込まれて着のみ着のまま。しかし“幸貴”くらいの人間に異世界転移先に必要となるものをあらかじめ準備しておくほどの用意周到さ。
異世界ではお金に困るだろうとありとあらゆる国の紙幣を備えておいたり、現金が通用しないときに換金するための金(砂金)の準備。強い敵と対峙したときのための武術習得。
いままでで見たことのない主人公さが新鮮だったけど、それ以外はどこか平凡な感じがしました。できればもう一味アクセントがほしかったです。
1巻で若干気になる引き方で終わってるので、できれば2巻まで読んでから買い続けるかは決めたいと思ってます。