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働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

人生 第9章

ガガガ文庫 ラノベ

人生 第9章 (ガガガ文庫)
廃部の危機を回避したと思ったら、今度は部費0円のピンチ!?生徒会長・白河香織による公開部費決定ショーを目前に迎え、再び窮地に立たされた赤松たち第二新聞部。敵の敵は味方というふみの案により、ネガティブキング矢野君に接触するのだが…矢野君曰く、香織の強さの秘密は“態度術”にあるらしい。態度術ってなんですか!?そしてもうひとつ鍵を握る「乙女のキス」とは―?ゆるゆる☆人生相談9回目、女性経験もまた人生ッ!







日本のマイナー伝統工芸品カチューシャ作り、態度術習得への道。ギャグラノベで毎回カオスな展開に話しが進んで個性的な人間の登場もあって面白い。ただ、人生相談という形式のために第二新聞部の部室に留まっているのが停滞感を感じるのがどうにも。個性的なヒロインの掛け合いはもちろん面白いんだけど、掛け合い一辺倒なのがいけない。ときおり「温泉にいきたいデース」な唐突なノリからのラッキースケベへの派生は見られるもそれほど掘り下げることなく流れてしまうので、どうにも話しがマンネリ化しているように感じますね。
態度術の究極か、海賊王(キングオブパオレーツ)を習得するため、女性経験を積むことになった赤松。まあ言うまでもなくキスをする対象に選ばれるのは第二新聞部のメンバーになります。これまでの流れから見て、「どう考えても最終的に梨乃に流れるんだろ」というのは誰もが予想できること。そして案の定の展開。“梨乃”ももちろん態度術を習得するためやむなしという事実を知っていて、その建前を免罪符に仕方がなくキスをしている風を装った姿。ラストのあの挿絵は最高に可愛かったです。この展開も終わってみれば二人の関係に何の進展もなく、唯一“赤松”が“梨乃”の自宅に訪問したという事実が残った程度。
ギャグは面白いけどそれ以外は微妙に感じた1冊でした。