働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

織田信奈の野望 全国版 12

織田信奈の野望 全国版 (12) (富士見ファンタジア文庫)
記憶喪失だった相良良晴と小早川隆景が率いる村上水軍を、竹中半兵衛の機略で辛くも打ち破った織田信奈。戦いの最中で記憶を取り戻した良晴は織田家に帰参し、信奈との道ならぬ恋も、今川義元との偽装結婚によって解決“?”、信奈自慢の安土城も完成するなど、織田家はお祝いムードに包まれていた。だが、関東では不倶戴天のはずの“越後の龍”上杉謙信と“甲斐の虎”武田信玄が手を結び、ともに上洛を開始していた。信奈討伐のため、圧倒的な強さで進軍する越後軍。人であることを捨て、神として生きる少女を前に、良晴は―!?大人気戦国ラブコメ、絶体絶命の12巻!!






神として生きることを誓った上杉謙信と相良良晴の出会いがまた新たな歴史改変を生み出し、小早川隆景に引き続き各地にハーレムメンバーを形成していく戦国ラブコメ上杉謙信の頑なな誓いに対して相良良晴があの手この手を尽くして謙信にアプローチをかけていく日常シーンが印象的でした。12巻はイラストレーターの都合上挿絵なしなのが悲しい。表紙の謙信の憮然とした表情は、良晴によって喜怒哀楽全ての感情を引き出したのに、そのときの可愛さが全くイラストに残らなかったのが残念です。良晴と偽装結婚をすることになった今川義元は、十二単の内側に隠されたプロポーション。信奈にも勝るとも劣らない体で良晴に迫るシーンも多くあって、挿絵にされたのを見たかったです。