読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

理想のヒモ生活 1

理想のヒモ生活 1 (ヒーロー文庫)
山井善治郎は、現代日本を生きる若手サラリーマン。ある日の朝。善治郎は突然、恐竜が闊歩する亜熱帯の異世界―カープァ王国に召喚されてしまう。召喚したのはカープァ王国女王、アウラ一世。善治郎を召喚した女王アウラは、善治郎に「自分と結婚して、こちらの世界で暮らして欲しい」と申し出る。理由は、善治郎が『百五十年前、異世界に愛の逃避行を図ったカープァ王族の末裔』だから。国内の貴族にも、王家の血を引く婚約者候補はいるのだが、彼等を婿に迎えれば、『男尊女卑』の毛色が強いカープァ王国では、女王と王配の間で権力闘争が起きる可能性が高い。そのため、善治郎に求められることは「できるだけ、何もやらないこと」…!?。「小説家になろう」総合ランキング第1位書籍化。






ある日突然異世界へ召喚されて王家の血筋の存続のために結婚を申し込まれるというストーリーで、女王アウラとサラリーマンのゼンジロウの日常を書き綴ったものでした。現代日本の発達した文明の利器を捨てきれず、限られた物量を異世界へなんとか持ち込もうとする姿。王家へ婿に行くことで生じる権力闘争に巻き込まれる展開も細かく掘り下げられていて面白かったです。慣れない異世界での生活に順応するべく切磋琢磨する内容が多く、全然ヒモ生活をしてないと突っ込まざるを得ないくらい勤勉な生活をしていましたね。
結婚に際して通過点となる夜の営みに対してもアウラとゼンジロウの濃密なやりとりが繰り広げられていて、事前と事後だけしか書かれていなかったけどとにかくラブラブ。夫を持たない王族の女性は皆未経験とあって、普段は毅然とした態度をとるアウラがはじめての夫婦の営みを行うにあたりあたふたする姿もあってとにかくエロくて生々しかったです。
ランキング1位というだけあって面白くはあったけど、読む人を選びそうな内容でした。理想のヒモ生活というだけあり、行動範囲も後宮のなかだけにとどまり、魔法で相手をなぎ倒すような派手さもないので会わない人も出てくるかもです。