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働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

ハイスクール・ローレライ 運命のひと耳惚れ

ハイスクール・ローレライ 運命のひと耳惚れ (ファミ通文庫)
鼓膜から脳へと、快感が駆け巡る―!聞こえてきたその理想の声に、俺は“ひと耳惚れ”をした。生まれつき人一倍耳が良かったせいで不遇な時代を過ごしてきたこの俺が、遂に出会った美声の君!その声の主だと思われる美少女を追ってノータイムで入った朗読部は、先輩も優しいし同級生のイケメンも案外いい奴…なのに、なんでトラブルばっかり起きるんだ!?第16回えんため大賞優秀賞受賞作、音利きで万事解決!超聴覚系スクールコメディ、誕生!!





超聴覚が学校で起こる数々のトラブルを解決をする展開は何気なく話されている会話のなかにヒントが隠されているので、それをもとに謎を解いていくのもありかと思います。朗読部のメンバー達のゆるい雰囲気にマッチしたゆるいトラブルの数々が発生。日本語のアクセントに人一倍敏感な主人公だからこそ気づいた何気ない気づきを切り口にトラブルを解決していったりします。同じ日本人でも住むところが違えば一つの言葉に対して違った意味合いの言葉が生まれてくる。それにひっかけたあの手紙の謎は本当に面白かった。読みながら「そういえばあそこの地方であの言葉はこういう意味をもっているって聞いたことがあるな……。そうなってくるとこの手紙の謎はこういうことなのか。もしそうならそのうちにあの先輩の出身についての言及があるかも……」みたいな感じで自分は読みながら謎解きをしていて、このラノベを存分に楽しんでいました。作中の流れで答えにたどり着けるようにしてあると思わず全力で楽しんでしまうんだよね。た
ひと耳ほれをした方言女子の二宮向日葵と超聴覚をもつ田野音好の絡みもまた一興。両親の影響もあって日本語のアクセントに対しても人一倍敏感な性格。この二人の恋に関してはまだ前途多難で2巻に尾を引く結果になった。なんせ当初は完全に音好による一方的な片思いだからねぇ。そんな音好と向日葵の関係に突如現れた第三勢力の女の子が登場して、向日葵の音好に対する感情を引き出してくれたので、ラブコメ方面でも楽しめる内容が増えてきたし面白い。えんため大賞優秀賞作品ラインナップは黒崎さんに引き続き豊作でした。