働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

未来/珈琲 彼女の恋。2

未来/珈琲 彼女の恋。2 (GA文庫)
「父さん、大変なのさ! お姉ちゃんがいなくなっちゃったんだよ! 」
天井に広がる金色の燐光。それが明るさを失うと同時に、翠色の瞳を持つ女の子――鈴音が落ちてきた。
今朝送り返したはずなのに。そう思う遼太郎だが、鈴音は再び現れた。下着一枚という、あられもない姿で。
「ちょ、お前……何で下着なの?」
「……へ? ぅ、これは違くてッ! み、見るなよパ、父さんッ! 」
雪音がまた過去に飛び、下着姿のまま追ってきたという鈴音。異能はもう使えないはずなのに、雪音はいったいどこへ何しにどうやって?
新たな家族も迎えて贈る、ちょっと不思議で温かい、第6回GA文庫大賞奨励賞受賞作、待望の第2弾。





もし、タイムトラベルできる回数に制限がなくなったら……。
未来が変わったことで湊家に新たに加わった時音のもつタイムトラベル能力がもたらしたあらたな問題の発生とその結末を書いた第2巻は、前回がたった人生で一度しか使えない異能力をどう使うかについて考えてきた内容とまた違うストーリーで1巻に劣らず最高の家族コメディで大満足です。

時音の異能は制限なくタイムトラベルを行使することができるため、今回は家族全員で過去の時代に時間旅行に出かけることに。やっぱり家族全員でまったりと過ごしている日常シーンは癒されますなぁ。
未来の夫婦である遼太郎とアリアのやりとりも「リア充爆発しろ!?」って叫びたくなるくらい暖かいやりとり。アリアの見せるやさしく包み込んでくれるようなキャラクターもイラストとあいまって最高なんだけど、ときおり笑顔で説教するときに床に正座させるところなんかは、時には優しく時には厳しく菜いい母親をやってくれてましたね。
とくに今回は時音のもつ「制限なく時間を移動できる能力」について。子どもに対して異能力の使い方を教育しているシーン、あれはよかった。読んでるこっちもうなずきたくなるような論法でくるので見所です。3巻の目処もたっているようなんで、まだ読んでいない人は是非買ってみてください。