働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

覇剣の皇姫アルティーナVIII

覇剣の皇姫アルティーナVIII (ファミ通文庫)
皇帝の死後、第二皇子ラトレイユの即位が確実となり、失意に打ちひしがれるアルティーナ。さらには、帝都からの出頭命令でレジスが彼女の下から引き離されることに!だが、レジスは「戦争をなくしたい」というアルティーナの願いを諦めてはいなかった。皇帝の死を不審に思う彼はラトレイユの真意、そして彼の皇帝としての資質を見極めるため、たった一人で帝都へ赴く決意をする―。覇剣の皇姫と読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー第八弾!





アルティーナファン必見。アルティーナとレジスによるラブコメがここまで濃密に書かれている1巻は初めてだと思う。アルティーナが口絵からもわかるようにガチで赤面するシーンも、あのピュアで乙女なアルティーナからここまでラブコメ成分を抽出できるのかってくらい可愛かったし、何よりも普段身に纏っている防具を外した完全オフ状態でレジスと抱き合っているシーンが衝撃を受けた。
もうこのまま朝チュンを迎えてもいいんじゃないかって状況なんだけど、作品の世界観的に皇姫の居住スペースの周囲は兵士が常駐しているんですよね。それさえなければあとは外部に音が漏れないようにさらに甘いラブコメを楽しめたと思うんだけど……残念だなぁ。

レジスが読書狂というインドアな趣味を持っているだけあって、全体的にのんびりとした日常を過ごすシーンが多いのもアルティーナが好きな理由の一つ。でもやっぱり、メイドのクラリスさんに始まりアルティーナ軍の猛将ジェロームといった作中のキャラクターたちの書き方が上手いと思うな。アルティーナと長い付き合いのクラリスさんがアルティーナの感情の機微を瞬時に察知して、それとなく呟いたりするキャラクターとか。メインヒロインとして活躍することはなくても、もしかしたらレジスとクラリスがくっつく未来があるんじゃないかってくらいにヒロイン力が高い。

8巻のラストで明かされるハイブリタニアに留学していたバスティアンの動向がアルティーナたちの今後にどう影響していくのか楽しみ。