働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

異世界混浴物語 1

異世界混浴物語 1 お風呂場の勇者 (オーバーラップ文庫)
「……これでどうやって戦えって言うんですか」
魔王を倒すため異世界に五人の勇者が召喚された。しかし、北條冬夜が目覚めた勇者の力は『無限バスルーム』という「どこでもお風呂に入れる能力」だった。落胆しつつも能力の特性を把握していく冬夜だったが、意外な利用法が見つかり、先行きにも一筋の光明が見えてくる。そんな冬夜のもとを同じく召喚された勇者、東雲春乃が訪れる。彼女の依頼は『無限バスルーム』での混浴で―『小説家になろう』とコラボした第1回OVL文庫WEB小説大賞の『読者賞』受賞作、剣と魔法と泡と肌色で送る、異世界混浴ファンタジー、冒険開始!





混浴の実現は好感度の証と言わんばかりに、登場するヒロインたちと合法的にお風呂に入る展開がエロ過ぎてたまりません! 「それなら主人公の北條冬夜をお風呂場の外におけばいいのでは?」と思うかもしれないけど、お風呂場の機能を使うための条件として、冬夜がお風呂場にいなければ、この『無限バスルーム』の能力を発動することができない! この入るか入らないかの選択肢に迫られる美少女達のお姿がたまらなくエロくて最高でした。冬夜のある意味で真面目な性格から、相手の気持ちを尊重して混浴をするかしないか委ねるスタイル。自分からガツガツいって肌色成分を引き出してくれるのもありだけど、ヒロインに自分から「混浴します!」っていう主張を引き出した時の達成感とかがまたなんとも言えないエロさが感じられる。

無限バスルームの能力の発動に要するのは術者のMPのみ。いつでもどこでも発動できる無限バスルームと、日本の発展したお風呂周りの備品・設備は異世界の生活環境をはるかに凌駕する。無限バスルーム内にある物質を外に持ち出しても消えることはなく存在し続ける、要するに異世界に限定的ではあるけれども日本の物資を持ち込むことができる。能力の活用の幅が広げることで、一見して何の役にもたたない能力が途端に活躍することになっていて面白かったです。、
エロくて面白い異世界冒険ファンタジー。まだまだ冒険は始まったばかりで、旅をする中でこれからどんなヒロインを楽しむことができるのか。2巻も間違いなく買います。