働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

軍オタが魔法世界に転生したら、現代兵器で軍隊ハーレムを作っちゃいました!? 3

軍オタが魔法世界に転生したら、現代兵器で軍隊ハーレムを作っちゃいました!? (3) (富士見ファンタジア文庫)
吸血鬼一族のお家騒動から、間一髪でお嬢様クリスを助け出した“軍オタ”リュート。占拠された屋敷を取り戻し、残された家族を救い出す―そんな反攻作戦を、新たな“現代兵器”の構想とともに画策するのだが、戦力・資金力ともに不足している現実が彼らを悩ませていた。そんな時、魔術道具開発の天才“魔石姫”メイヤ・ドラグーンの噂を耳にする。支援を求めて彼女を訪ねたところ―「リュート神様こそ、天才!どうかこのメイヤを弟子に!!」何の因果かメイヤはリュートを神と崇める暴走少女で…!?集う軍団の仲間と共に、ブラッド家奪還作戦を完遂せよ!!





リュートが開発した銃器が何の因果か異世界の商人の手に渡り、魔術道具開発の天才の目に触れたことがきっかけになる。
異世界人の誰もが研究に着手していない、魔術液体金属を用いた謎の銃器。天才の名に恥じない頭脳をもつメイヤであっても、リュートの製作した兵器は未知の塊。
日本と異世界のテクノロジーが融合した異世界ファンタジー。3巻にしてようやく、スノー、リュート、クリスの三人が合流することになり、戦力が整ったことで加速度的に面白さが増してきた。

今回、新たに開発に着手したのは『クリス専用の銃器・スナイパーライフル』
遠距離から目標を狙撃するための武器であり、精度が高く、照準を付けやすくするためのスコープを搭載したもの。弾道を安定させるため銃身が長く重く作られていて、リュートやスノーが扱うものに比べて連射性は劣る。しかし、日本の銃器が存在しない異世界において、遠距離から魔法の気配を感知することなく、気づいたときには殺されていることになる驚異の武器。
クリスの人間の枠をはるかに超えた身体能力とスナイパーライフルの威力を極限にまで見せつけたバトルが鳥肌がたつくらいに面白かった。