働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

迷宮都市のアンティークショップ

迷宮都市のアンティークショップ (ファミ通文庫)
駆け出し探索者ソアラは行き詰まっていた。師匠から受け継いだ付与道具は使いこなせず、ダンジョン攻略も三階止まり。そんなある日。妙に気さくな全身甲冑さんと出会い、彼女の勤めるアンティークショップを訪れた。そこにいたのは、ぼんやりと珈琲を楽しむ店長・フジワラ。しかし彼に『鑑定』できないものはないという。ソアラは意を決し、ある付与道具の鑑定を申し込むが―。『鑑定』で明かされる、付与道具にまつわるダンジョン探索者たちの冒険譚!





小説家になろうからの書籍化作品。
ダンジョン探索を生業にする冒険者たちがモンスターを討伐して獲得したアイテムの鑑定を申し込んでくる。日々、冒険者たちが持ち込んでくる不思議なマジックアイテムとそれに関連したエピソードを中心に話が進んでいく構成になっていました。

能力のわからないアンティークショップの鑑定後、それを装備した冒険者たちの日常の些細な変化や新たな出会いをゆるく描いた短編集的な感じで話が進んでいきます。

個人的に合わなかっただけかもしれないけど、帯に付いている『小説家になろうで人気を博した』の一文が信じられなくなってきた。なんというか、話が平々凡々過ぎるのと今ひとつ盛り上がりにかけていて、読み終わった後の満足感もあまりなかった。