働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

異世界ラ皇の探求者 02.女騎士さんはシコシコです!

異世界ラ皇の探求者 02.女騎士さんはシコシコです! (GA文庫)
「メイ。あれはいったいなんだ?」「兄上様、大変です。あれは―」ある日、チャーの屋台の対岸に見慣れない一軒の屋台ができていた。「まさか冒険者学院の敷地にライバル店が現れるとは―迂闊でした」ただでさえ皆無にほど近い客足を心配するアテナ。更にはライバル店主から勝負を挑まれることに―!?「ラーメン屋は二軒も必要ありません。ですからそちらを潰してあなたを配下にすることにいたしますわ」「―よかろう。ならばせんそうだ」ドラ子がどんぶりをごとりと置いて眩く。果たして勝負の行く末は!?第6回GA文庫大賞奨励賞受賞のラーメンよりスープスパな異世界ラーメンマシマシラブコメディ!





「俺の作るラーメンを食べた人間はあまりの上手さに昇天する」→「失神するほどクソ不味い」
「俺の店のラーメンの味を求めに来る客がいない通好みのお店」→「世間では不味いことで評判のお店」

気が付けば対岸に店を構えるのは異世界で2軒目のラーメン屋もといスープスパ屋。
「お前の店のものはラーメンではない! 俺の店の物こそが本物のラーメンだ!」 正論をぶつけてしまえば、たとえ異世界で初のラーメン屋と謳っていたところで元の食べ物が不味ければ元も子もないのに……。
ラーメン屋の店主を務めるチャーの成しえた偉業と彼の交友関係の持つ計り知れない影響力が合間って、日常の何気ないひと時の裏に権力者の影が付きまとってる。
自信過剰なまでに自分の作るラーメンの味を疑わない(本人が極度の味音痴)結果が、このコントのような日常を作り出していることは間違いない。

そんな『食べるだけで気絶するほど不味いラーメン』に日々付き合わされるヒロインたち。前述にある通り、作中で深く言及はしていないけど『異世界で名のある貴族・令嬢』が数多くチャーのもとに訪れています。
ゲロ吐きます、気絶します、命がけの食事をします。それなのに不敬罪になりません。これだけの大罪を犯したら一発で処刑されそうなのに、ここにも権力者の力によって危なげなく平和な日常を送ることができています。

今回もぶれることなくカオスなラーメンコメディでした。