働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

異世界食堂 2

異世界食堂 2 (ヒーロー文庫)
最寄駅から徒歩5分。オフィス街に程近い商店街の一角に立つ、雑居ビルの地下1階。猫の絵が描かれた樫の木の扉を開くとそこは、「洋食のねこや」。創業50年、近所のオフィス街のサラリーマンが主な客であり、ちょっと料理の種類が多いのと、洋食じゃないメニューを出すことが特徴。この店に特別営業の土曜日だけの新たな従業員が加わった。名前はアレッタ。生まれも育ちも向こうの世界の、魔族の娘。変わった従業員を新たに加え、店はまたいつものように続いていく。毎週土曜の特別営業。迎える客は異世界の人々。それが―「異世界食堂」。そして今週もまた、チリンチリンと鈴の音が響く。





読んでいると思わずよだれが出てくるし、これを夜中に読んでしまったら飯テロにしかならない悪魔のようなラノベだ!!
洋食屋を営む店主の出す料理を求めて異世界の各地からやってくる珍客とのやりとりが素晴らしいですね。創業50年の看板は伊達じゃない。洋食屋と銘を打ってはいるが、料理のレパートリーの数だけ多くの異世界人を虜にする料理を提供してくれる。異世界の文明をはるかに凌駕する日本の科学技術もそうだけど、店主の料理の技術もあわさって生み出される極上の一品といった感じですかね。異世界人の料理を口にした時の絶賛ぶり。毎回毎回美味しそうに楽しく食べるリアクションしか生まれないから読んでるこっちも楽しくなってきちゃう。
最大の問題は、このラノベを読んだ後に空腹感が襲ってくるので寝る前なんかに読むのには適さないくらいですかね。、