働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

オレと彼女の萌えよペン (4)

オレと彼女の萌えよペン (4) (ファンタジア文庫)

《あらすじ》
修学旅行が終わってから、茉莉のテンションが妙に高い。ラブコメを教えるからと言って、水着にエプロン姿で手料理を食べさせてくるように。俺の萌え理解も順調な中『BATTLE IDOL!』の評判も上々で、なんとサイン会も催されることになった。だけど…そこにエミリちゃんがいない、そんな現実が辛かった。このままじゃダメだとエミリちゃんに会って説得を試みた俺は、何がなんでも思い直してもらうと意気込んでいたのだが―向かった先は遊園地で!?しかも、私の考えた男キャラになって過ごすという条件付きって、本当にこれで説得できんの!?

アシスタントのエミリちゃんが抜けて連載しているマンガの締切に追われるなか、何故彼女が辞めるにいたったのか……、君島くんと生駒先生の関係を客観的に見ての「……自分はここにいてはいけない」という判断なのは明白だよね。仕事場は居住スペースも兼ねた生駒先生の自宅で、3人だけが作業をする密室空間とあればアシスタントを辞めて距離を置きたくなるのも仕方がない。
エミリが辞めた本当の理由を知るよしもなく、彼女のアシスタント復帰を願って説得を続ける君島くん。いやもう、君島くんが困っているヒロインたちに向ける誠実さとその行動力には毎回惚れ惚れするね。そのかいもあって総じて女性からの好感度が軒並み高いのが難い!
コミュ障で人見知りな一之瀬白雪ともサイン会を経て着々と距離感を縮めていく天然ジゴロが目立つけど、それもしょうがない。逆に無自覚に女性の好感を集めるあまり、コンビで仕事をする生駒とプライベートを共にするなかで、生駒の胸の奥でもやもやしている感情を容赦なくゴリゴリ逆なでして、頻繁にキレさせる展開がたまりませんです。

エミリちゃんのアシスタント脱退は無事に解決することになったことにもほっとしたところだけど、本当の辞めた理由は明かされないまま終わりを迎えました。まあ、生駒先生はエミリちゃんが生島くんに向けている感情の意味を察しているらしいけど、恋愛ものだと「それを言葉にして本人に伝える」のは、感情を言葉にしないとどうにもならないときって相場が決まってるんですよね。生駒先生を見ていれば「まだその段階に入っていない」っていうのもあるから、まだしばらくは平穏な日常を楽しむことができそう。
君島くんがエミリちゃんの感情に気づくのも、生駒先生が本音を打ち明けるのも含めて、これからこのラブコメがどういう風に進んでいくのが楽しみです。