働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

妹さえいればいい。 4

妹さえいればいい。 4 (ガガガ文庫)

《あらすじ》
小説家VSマンガ家!?
『妹のすべて』のアニメ化が決定し、さらにはコミック化も決まり絶好調の羽島伊月。しかし満場一致でコミカライズ担当に選ばれたマンガ家・三国山蚕にはとんでもない秘密があり、それはぷりけつや可児那由多、そして何故か普通の女子大生の白川京まで巻き込んだ珍騒動へと発展していくのだった。果たして伊月は、初めてのメディアミックスという荒波を無事に乗り越えることができるのか!そして伊月と那由多との関係にもついに変化が…!?大人気青春ラブコメ群像劇、待望の第4弾!今、すべてを懸けた戦いの幕が上がる!

現在刊行中のシリーズを全巻をとおして読み終わっての全体の感想としては、ライトノベル出版業界からコミカライズ化・アニメ化などのメディアミックスの生々しい発言の数々が、ライトノベルに傾倒する自分にとって興味のある業界の内情を(真偽問わず)知ることができて大満足、そしてライトノベル業界で活躍する登場人物たちの語るエピソードが平坂先生の実体験に基づいていそうで恐ろしくてしょうがない。
これまでライトノベル作家さんたちのツイートを眺めてきて『確定申告』というワードを目にしたときはいつも、「確定申告っていったいどういうものなんだろう?」と思うことが多々あったけれど、この『妹さえいればいい』を読んではじめて理解できました。
あー、もう結論から言うと「やっぱり平坂先生の書くラノベは面白かった!!」この一言に尽きますね。