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働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

ガーリー・エアフォース 6

電撃文庫 ラノベ

ガーリー・エアフォース (6) (電撃文庫)

《あらすじ》
モンゴルの鉱山でなぜか千年以上前のF‐15Jの翼の残骸が発見された。ザイの脅威が迫るモンゴルで、さらなる調査のため他の部品を回収すべく、グリペンたちに指令が下る。現地に到着し、まずはご当地料理を楽しもうと目を輝かせる一同の前に、しかし三人のアニマの少女が現れる。クロームオレンジに輝くリーダー格、Su‐27のジュラーヴリク、アクアマリンの外観と冷徹さを湛えるMiG‐29のラーストチュカ、フレンチベージュでいつも笑顔、機体不明のディー・オー。やはりF‐15Jの残骸を狙う彼女たちと、グリペンたちはモンゴル上空で激突する!シリーズ急展開!日露激突の第6弾!

“ザイ”と“アニマ”にまつわる真相の全様が徐々に明らかになってきて、作品の方向性にSFテイストが強まってきている。モンゴルの鉱山で千年以上前のF-15Jの翼の残骸が発見されたことがきっかけで小松基地の面々で様々な憶測が飛び交うなか、ファントムの提示したひとつの仮設に今後の展開を臭わせる雰囲気が醸し出されていて、シリーズファンとしては増すまずこれからの展開に期待が持ててくる楽しませ方でした。

グリペンと慧のコンビが対ザイ戦に出動するたびに、慧と彼の幼馴染の明華の間にあるごく普通の学生としての一面が侵食されていき、慧の今後のライフスタイルをザイ戦一遍におくかどうかの大きな分岐点にたつことに。これまで騙しだましでグリペンと共に戦地に赴いていく一面を隠していたことが災いして学校生活のほうに実害が表れ始める。個人的にはここで学校生活と幼なじみとの間に残った禍根や積もる話をガッツリ掘り下げていくのもありだとは思ったけれど、これまで同様に“ザイ”方面にストーリーの比重を置く方向なようで、それもあって幼なじみのかませ犬キャラが拭えない。戦闘機にのる生活とごく普通の学生生活を手放さない慧の心境に触れていったら、幼なじみちゃんの重要性とヒロインポジションが爆上がりすると思うんだけど、グリペンとの距離感がガンガン迫っていく……、幼なじみちゃんにも日の目を!!
そろそろどこかで、平和で愉快な日常風景を描いた短編集的なのが欲しいけれど、メインストーリーの展開も気になる板挟み感が凄いのでどうにかしてくださいお願いします。