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働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

異世界取材記 ~ライトノベルができるまで~

異世界取材記 ~ライトノベルができるまで~ (ファンタジア文庫)

《あらすじ》
取材のため異世界にいく。これ極めて普通のラノベ作家のお仕事です。
中堅ラノベ作家の俺は、編集からのオーダーである「無双とハーレム」を体験するため、KADOKAWAが用意したルートを使って異世界へ取材にやってきた。ガイドの獣人アミューさん、そして、「魔法理論」を勉強するため、わざわざ異世界転移してきたらしいラノベ作家志望のJKと、いざ取材旅行へ出発!だが、孤高無双の勇者は中二病こじらせた二刀流の少年だし、ハーレム三昧の魔王の正体は後輩の売れっ子ラノベ作家!?この取材、どう転ぶかわから…(編集)先生、宣伝足りねーよ!!こうだろ→しがないラノベ作家が取材がてら異世界を救う!?創作と現実が交錯するサクセスファンタジー開幕だ!!

ラノベ業界の定番である“web小説”“異世界ファンタジー”“俺TUEEE”“無双ハーレム”などのあらゆる要素を土台にしたネタが満載のラノベ業界異世界ファンタジー作品。“KADOKAWA”や“カクヨム”を実名でぶち込んでおきながら本物のヤクザの風体をしたラノベ編集者も登場(実在するに違いない)
冒頭からラノベ好きの好奇心を掻き立てるワードのオンパレードで抜群のつかみ。“ラノベ業界ラノベ”というジャンルにカテゴライズされるはずなのに、『KADOKAWAが独自に擁する異世界へ取材へ行くための伝手』から、“勇者”“魔王”“魔法”などの異世界ファンタジー系にまで世界を広げていくところが斬新でした。

ラノベを執筆するための取材という名目で異世界の各地に赴くなかでも、ラノベにおける異世界ファンタジーと実在する異世界とのギャップがコミカルでツッコミどころが満載で面白かったです。
ラノベ好きにとってラノベ業界ものは、自分が興味のある世界を作品を通して知ることができかつ楽しめる作品ではあるけれど、そこに剣と魔法で戦う内容も混ぜたら面白くないはずがない。ラノベ好きにはたまらない作品でした。