働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

ゲーマーズ!7 ゲーマーズと口づけデッドエンド

ゲーマーズ!7 ゲーマーズと口づけデッドエンド (富士見ファンタジア文庫)

《あらすじ》
「いやー最近は人気すぎてまいるよねー。忙しいわー。肩こるわー」当初のぼっち設定はどこへやら、近頃じゃリア充街道まっしぐらの男、雨野景太。そんな彼の伸びきった鼻は…しかし地獄の修学旅行にて、根元から折られることに。そんな絶望の最中でも、千秋との新たな関係のため旅行中に天道と話をつけたい雨野。しかし、自称『察しの良い女』天道花憐はなぜかそれを許さない!「天道さん、大事な話が―」「売店見てきますね」「あの、僕とチアキは―」「やってきましたっ!ゲーマーの聖地、秋葉原!」「ちょ、天道さん!?」ゲーマー達の崩壊(!?)へ向かう錯綜系修学旅行スタート!

雨野景太、星ノ守千秋、天道花憐、上原祐、亜玖璃の5人を中心とした人間関係がこじれにこじれて、相思相愛の恋人関係がかけ違いで破局にもつれ込んだり、気がつけば雨野景太×亜玖璃の仲が良すぎてNTR疑惑まで浮上する始末。ラブコメにおいてここまでコメディ要素を追及して声をあげて笑える作品はかなりレア。誤解を招いて修羅場になることが確実なタイミングに一番来てほしくない人が登場する展開も、ゲーマーズ的世界観だと全てが天命に思えてくるレベル。
そんな天命で不幸の因果から逃れられない景太たちの日常がこじれてこそ、他人事のように笑える作品なのだからもうこれはしょうがない。

もっとも、真っ当な恋愛を突き詰めていくと、雨野景太×天道花憐に関してはラブラブ過ぎて胸やけがするほどだし、上原祐×亜玖璃は熟成され過ぎて落ち着いて面白味にかける。そして上手い具合に星ノ守千秋があぶれているところから三角関係に発展するのは明白だけれど、でも真っ当な恋愛だと刺激が足りない。そう考えると、このこじれにこじれたラブコメは実は正しい選択肢なんじゃないかって思えてくるけれど、その実態
5人全員が現状で誰が何をどう勘違いしているか正確に把握しきれていないという。
最終的に一言でまとめると『ライトノベルは面白ければ何をやってもいい!!』ということですかね。

生徒会の一存を世に送り出した葵せきなの『ゲーマーズ』が近々アニメ化されるとあって、どのような形で雨野景太たち5人の人間関係を演出してくれるのかとても楽しみです。