働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

特殊性癖教室へようこそ

特殊性癖教室へようこそ (角川スニーカー文庫)

《あらすじ》
新卒教師、伊藤が受け持ったクラスは特殊だった―白ギャルビ○チに盗撮魔、ヘンタイ発明家に露出女子、性癖はナイショの清楚系委員長など、20人の特殊性癖の持ち主が集まっていた。伊藤の役目は生徒を正しい道へと導くこと―ではなく、生徒の性癖を伸ばすこと!?アブノーマルな日常にも慣れてきたある日、掃除ロッカーから亀甲縛りの女の子が―第22回“秋”スニーカー大賞話題作。問題児たちが贈る性癖エロコメディ!

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予想をはるかに越える性描写。イックーさんに引き続き、変態=角川スニーカー文庫風評被害を生み出しそうな超問題作エロコメディ。作中に実際にあったシーンを切り取って紹介すると『男子生徒による女子生徒の盗撮写真が横行』『授業中に女子生徒が主人公のチンコをフェ〇して口内射精』『ロッカーに全裸で亀甲縛りをされて夜の校舎に放置プレイ』などなど。まだまだあるけど列挙しだしたらキリがない。

特殊性癖を抱える生徒を一か所に集結させた『特殊性癖教室』のクラス担任になった主人公(彼女いない歴=年齢、童貞)。誰ひとりとして真っ当な生徒がいないうえに、『誰がどんな特殊性癖を抱えているかわからない』地雷源で職務を遂行することが果たして可能であるか。
そりゃもう、トラブル対応に追われる日々でやることなすことが全部裏目に出て、変態教師だの童貞だのレッテルを貼られる始末。
家庭科室で精力剤入りクッキーを気づかずに大量に摂取して、性欲に理性を奪われフル勃起させて暴走した一件だけは情状酌量の余地があるがそれ以外は完全に主人公の行動の選択ミス。もっと他に良い解決策があっただろうとツッコミを入れざるを得ない展開が多すぎて、バカすぎる内容に対して馬鹿笑いさせられました。

公共の場で読んでうっかり挿絵を覗かれた日にはドン引きされること間違いない際どいエロいイラストが多数あるのでご注意を。


特殊性癖教室へようこそ (角川スニーカー文庫)

特殊性癖教室へようこそ (角川スニーカー文庫)