働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

わたしの知らない、先輩の100コのこと1

わたしの知らない、先輩の100コのこと1 (MF文庫J)

《あらすじ》
“最寄り駅が同じ”以外接点がなく、毎朝顔を合わせるだけだった先輩と後輩。そんな二人がある日、約束を交わしました。その内容は『1日1問だけ、どんな質問にも絶対正直に答える』というもの。「わたしはせんぱいのことが知りたいですし、せんぱいも知らないことを知るのが好き。だからお互い、1日1問ずつ―100コの質問をできることにしましょう」これは、1日1問ずつお互いの距離を縮めていく、二人のお話―早く付き合っちゃえよ!と思わず言いたくなる、Web発のイチャイチャ青春ラブコメ、待望の書籍化でお届けしちゃいます!
わたし、せんぱいのこと知りたいです。1日1問ずつ――教えてくれますか?

リンク 小説家になろう
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『1日1問だけ、どんな質問にも絶対正直に答える』
後輩ヒロインが毎日顔をあわせるたびにウザ絡みしていくるのが最高!
肝心の質問の内容で『好きな食べ物』『嫌いな食べ物』『課外活動の有無』などなど、直接ラブコメ展開に発展しなさそうな質問をダラダラしているようだけど、実は相手のパーソナルな情報を引き出していてお互いに距離感を縮めているのがみそですね。何気に出会って1~2週間で今後のラブコメイベントに必要になりそうな誕生日や家族構成、男女交際の経験値をガッツリ抜き出されているので、1日1問に潜んでいる情報量は意外に多かったです。
そもそも1日1問だけ質問するというシチュエーション事態が、『じゃあ、毎日顔をあわせましょうね』の反証になることにお気づきでしょうか。要するに、毎日ウザ絡みしてくる後輩ヒロインとイチャイチャ青春ラブコメしてやがるんですよ。外野から見たら『早く付き合っちゃえよ!』とでも言いたくなりますね。

そんな感じで、毎日1問ずつ質問のやりとりをするだけの青春ラブコメでしたが、後輩ヒロインの同級生の登場によりただの青春ラブコメが一気に広がりを見せました。
『普通だったら長続きしません』『やめたほうがいいです』『あいつを飽きさせないでください』
この言葉の真意について、主人公との関係性からうかがい知れる要素は未だ微塵も感じられませんが、イチャイチャ青春ラブコメの路線から後輩ヒロインにはまだ明らかにされていない秘密が追加されたことで作品の世界が大きく広がりました。
いつか、ウザ絡みしてくる後輩との関係を一変させる展開が待ち受けているのかわかりませんが、先々の展開に含みを持たせることで興味をひかせることには成功している伏線だと思っています。

ウザ絡みしてくる後輩ヒロインとの絡みが心地いいラブコメ作品でした。ラブコメ好きラノベ読みとしておすすめしておきます。