季堂鋭太は悩みの種をふたつ抱えていた。ひとつは、夏川真涼。偽彼氏契約の破棄を申し出て、今度は千和との仲を応援すると言い出した!?もうひとつは、冬海愛衣。予備校から飛び出してしまった冬海を探して街に出た鋭太は、歩道橋の上で言い争いをしてしまう。そんな修羅場に意外な人物が登場。「一緒に暮らそうね。我が息子」それは、一年前に蒸発した鋭太の母親、季堂美星だった。恋愛アンチの原因とも言える彼女の登場に混乱する鋭太は、愛衣の家に泊まることに!?一方、真涼の元にも父から信じられない連絡がきていた…。裕時悠示×るろおが贈る、甘修羅らぶ×らぶコメディ第8弾!
『自らを演出する乙女の会』のメンバーも鋭太に対する想いを告げたり、部活として行動することも減りいよいよラストスパートに向かう感じですね。これまで鋭太の目標であった『医者になって千和の体を完治させる』という人生の目標。鋭太の『恋愛アンチ』を決定付ける要素の一因にもなった実母の登場。周囲の好意を認識しながらも、誰も傷つけることなく円満に終わらせる方法。周囲からは「鋭太は優しすぎるからハーレムを目指したら?」と進言。
これまで知ることのなかった真涼の本当の気持ち。愛衣ちゃん大覚醒。千和のケガに対する考え。最後にはどう締めくくるのか待ち遠しいです。