“魔女”システムを搭載し、人類の敵『神兵』に対抗し得る唯一の搭乗兵器『逆神機』ヴェリアル。その搭乗者養成学校の落ちこぼれシュータ・ツクバは、退学が懸った試合の当日、最強の魔女であると主張する少女フィリスと出会う。それを機に、彼は燻っていた才能を開花させるのだった。最弱の少年と最強の魔女が贈る新本格ロボットアクション開幕!
HJ文庫大賞金賞受賞作。巷では「魔法科高校の劣等生のタイトルのパクリじゃないか!?」という話題があがったので買ってきました。あらすじもなにも読まずにただそれだけの理由で買ったこのラノベですが、正直言ってどこが面白かったと聞かれてもなんとも言えない内容でした。というか、読んでいて「つまんないな……」となったのであとはもうずっと惰性で読んでました。
ある日、主人公の“シュータ・ツクバ”が一体の逆神機《ヴェリアル》に乗ろうとしたところ一人の少女“フィリス”とであったことで日常が変化し始める……
学園で最下生としてのレッテルを貼られた“シュータ”は学園で最強をほこる生徒との決闘で勝たなければ退学になるという瀬戸際に立たされた。
その後なんやかんやで勝利して……という流れになるわけですが、正直もう同じような設定のストーリーを読み飽きたというか。新鮮味がなくて、機体の中から女の子が現われるという展開もあれなんですよね。
ていうか1巻が終わるころには最下生のレッテルがはがされて、もう完璧に学年最強の位置づけになったた気がするんですけど。ロボットバトルものであり、実力試験において自分の得意分野においては十分な実力をほこるものの他においてはダメだったという理由から最下生という立場だったと思うんだよな。読み終わると「最下生……うーん」な感じですね。