働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

アクセル・ワールド (19) ―暗黒星雲の引力―

アクセル・ワールド (19) ―暗黒星雲の引力― (電撃文庫)

《あらすじ》
黒雪姫が卒業してしまう前に、“加速世界”の果て―“ブレイン・バースト”のクリア条件を解明するため、ハルユキはスカイ・レイカーと共に“帝城”へと赴いた。絶対不可侵であるはずのそこには、何故か陽気に二人を迎える黒の剣士、グラファイト・エッジの姿が!?困惑するハルユキはついに知る、七番星『揺光』の神器“ザ・フラクチュエーティング・ライト”が“帝城”に鎮座する意味を…。かつてない数の登場キャラクター&アバターで贈る、次世代青春エンタテイメントの最新刊!

加速世界《ブレイン・バースト》の物語もいよいよ大詰めに差し掛かってきたところというべきか、『帝城に眠る神器《ザ・フラクチュエーティング・ライト》の登場』『レベル10に到達した先に待ち受けるものもの』『打倒加速研究会』、その他さまざまな案件が水面下で進行している状況。加速研究会の案件と並行して、黒のレギオン《ネガ・ネビュラス》と赤のレギオン《プロミネンス》の勢力図にも変化が起きたり、世紀の一戦を前にこれまで激闘を共にしてきたバースト・リンカーが数多く登場してきて、シリーズ最高峰の盛り上がりだったと思います。
いやもう、ほんとに、これまで長い期間を経て積み重ねてきたものが一挙に昇華されるような展開が目白押しでした。一部では『ここにきてアクセルワールドソードアート・オンラインの世界観がつながり始めてきたのでは?』と、噂されているけど、ミスリードであるにしろないにしろファンの想像を掻き立ててくれるような内容で、読んでいて心の底からワクワクしてきます。
シリーズ19巻目にしてこれまで全く姿を見せることの無かった『有田ママ』の登場も何か一枚噛んできそう……
(今回はネタバレになりそうなデカいネタが多すぎる!!)