働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

戦うパン屋と機械じかけの看板娘〈オートマタンウェイトレス〉4

戦うパン屋と機械じかけの看板娘4 (HJ文庫)

《あらすじ》
親衛隊ついに動く! パン屋と看板娘の前に最悪の敵が!?
感謝祭用のお菓子作りを依頼されたルートだが店の仕事も増え、疲労もピークに達していた。そんな中、親衛隊のヒルデガルドと「人狼」と呼ばれる工作員がルートの命を狙いオーガンベルツに現れる。スヴェンがあっさりヒルダの変装を見破り、2人を捕えることが出来たが、「人狼」にルートがかけた言葉は「あんた、パンは焼けるかい?」だった。

戦うパン屋に突如現れた来訪者に命を狙われることになったかと思ったら従業員として雇うことにして、規模が大きくなって人員不足に陥っていた問題の解決にあてがうことになったりしてもう全く先の展開が予想できないぜ!
とにか読んでいくうえで自分のなかの『最高のラノベ』としての琴線に触れる傑作だと思っています。シリーズをとおしてルートのパン屋を軸に登場するキャラクターの回想・生い立ち・人間ドラマが読んでいてとにかくグッとくる。
ラストはこれまでにない最大のピンチを迎えて幕を引くことにするあたりは次巻の刊行も確定に近い状況なんですかね。今回も『戦うパン屋と機械じかけの看板娘』シリーズは最高におもしろかったです!!