働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

六畳間の侵略者!?24

六畳間の侵略者!?24 (HJ文庫)

《あらすじ》
クーデター軍の非道な作戦を退け、本格的な反抗戦に移る孝太郎たち。その活躍はフォルトーゼ国民に大きな衝撃を与え、伝説で語られた「新生フォルトーゼ正規軍」のような戦いぶりに、世論は大きく動きだす。とりわけ“謎の青騎士”の存在は大きな関心を呼び、記者会見の場で質問攻めにされるティアはてんやわんや!だが、その躍進に危機感を抱いたクーデター軍は、魔法や霊力までをも組み込んだ秘密兵器を投入してきて…?頭脳派少女たちが本領発揮!“黄金の姫と青き騎士編”第三弾!!
新生フォルトーゼ正規軍、再誕! “怪物"を打ち倒せ!

二千年の時を経て再び。伝説の青騎士と白銀の皇女の再来。シグナルティンの秘める絶大な力で神聖フォルトーゼ皇国に非道な作戦をしかけるクーデター軍を退ける光景にわき上がる国民の姿に胸がすく思いになる。
長期シリーズ作品にもなってくると、孝太郎をはじめとした六畳間に集うヒロインたちが積み重ねてきたドラマや思い出なども含めてキャラクターが成長している姿も感じられ、ふとしたときのささやかな日常のやり取りに感慨深いものが生まれてくる作品でした。

これだけの長期シリーズ作品にもなってくると、『惰性で読み続ける』か『物語が完結を迎えるときまで追い続ける』かにわかれるのだけれど、後者で購入を続けていることは断言できますね。いつも新刊を読み終わって『六畳間の侵略者』の面白さに浸れるのはもちろんのこと、いつまで経っても『続きが気になる!』という思いに駆られるからこそ、この作品を追い続けたくなる。

この24巻においても、神聖フォルトーゼ皇国の窮地が終息に向かいつつあるなかでの予想外の角度からの急展開に突入して本当にビックリ。
新刊の発売が待ち遠しいかぎりです。