働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 5

エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 5 (MF文庫J)

《あらすじ》
TVアニメ『ドール・ワルツ・レクイエム』から、エイルン=バザットが召喚されて数ヶ月。遂に氷室義塾に反攻のチャンスが訪れた。米国政府の確約を取り付け、日本を半世紀守護してきたネイバー7番機・明星の奪取計画が実行に移される。結城武蔵から明星のパイロットを譲り受けるのは、武蔵を父のように慕ってきた七扇大和。「―これからは…俺がヘキサを守ってやる」後戻り不可能なバレッタ条約の違反という諸刃の剣ともなるカードを切る氷室義塾。そして、本物の氷室夏樹についての驚くべき真実が雷鳥から語られて―!?爆発する爽快感!とにかく熱くて、火傷する、新世代ロボットライトノベル第五弾! とにかく熱くて、火傷する、新世代ロボットライトノベル第五弾!

ハイスケールで怒涛の勢いで展開されるロボットバトルと氷室義塾の精鋭たちの激闘がとにかく熱い。しかし、各キャラクターのそれぞれにポジションや役割が存在し、多くのキャラクターの視点でストーリーが展開されていくので、シリーズを通して読んでもイマイチ感情が伝わってこないのが自分の印象。キャラクターのイラストで見ても、クライマックスに向けてエイルンと七扇が同じカットでモノクロ挿絵にされたとき、「えっ、どっちがエイルン?」ぐらいに見分けがつかなくて、正直に言うとガッカリでした。
それでも、『氷室義塾』『ヘキサ』そして主人公の『エイルン・ハザッド』を軸にして広がる作品の世界や、TVアニメの主人公と同一人物とされているエイルンの正体など、まだまだ謎めいている要素が多くて続きが気になる。
自分の記憶能力やら読解力やらがザル過ぎてストレスに感じているか判断はできないけど、ふとした拍子にバッサリ読むのを切っちゃいそうです。