働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

俺の妹がこんなに可愛いわけがない(15) 黒猫if 上

俺の妹がこんなに可愛いわけがない(15) 黒猫if 上 (電撃文庫)

《あらすじ》
「花火の下、俺は黒猫に告白する」
 高校3年の6月。ゲーム研究会の部長から夏休みの取材合宿を提案された俺たち。最初は参加するつもりのなかった黒猫だが、父や妹からの後押しを受け参加を決める。
 合宿が始まると、俺は黒猫と一緒に、新幹線の中で赤城兄妹と歓談したり、フェリーの甲板で夕陽を眺めたり、露天風呂に入ったり、肝試しをしたり、花火をしたり。自然たっぷりの離島で、最高の夏休みを過ごす。そんな日々の中、俺たちは槇島悠(まきしま・はるか)と名乗る少女と出会う。占いやオカルトに精通する悠は、黒猫と意気投合し、島に伝わる“天女伝承”の取材に同行を申し出る。
 そこで俺たちは、不思議な体験をする。

高坂京介×黒猫ルートだけど、実質これが本編の正規ルート。
ゲーム研究会のメンバーとそれなりにゲーム作りをしてごく普通に高校生活を送り、妹のオフ会をきっかけに出会った二人が偶然高校の先輩後輩の関係になって意気投合し恋人同士になる。
そこに本編完結後にIFストーリーとして最高に仲睦まじくラブコメをしている二人を書かれたら最高以上の感想は出てこないですね。
離島で出会った槇島悠の正体は京介や黒猫との会話のなかでおのずと浮かび上がってくるけれど、【正体不明の女の子】であり【もしかしたら京介と黒猫の間の娘かもしれない】のちょうどいいバランスで離島で起きた少し不思議な出会いの物語がとても感慨深く思えてきます。
ちなみに京介と黒猫がまだ交際していなくてゲーム研究会のなかでも煮え切らない関係、京介が黒猫に告白して恋人同士になる、京介と黒猫が夫婦になり家庭を築いているというラブコメ3段活用が1冊に詰まっていてファンとしてはとても楽しめる内容でした。これでまだ上巻なのだから、下巻ではいったいどうなることやら……。楽しみでしょうがないです。

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