働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

探偵はもう、死んでいる。4

探偵はもう、死んでいる。4 (MF文庫J)

《あらすじ》
かつて名探偵の助手だった俺・君塚君彦は、今は亡きシエスタが残した課題に挑み、その思惑を超える答えに辿り着いた。名探偵を取り戻す―そんなあり得ぬ奇跡を起こすため、シード討伐の手がかりを得るために、俺と夏凪は再びロンドンへと飛ぶ。だが、その道中の飛行機で四年前と同じ「お客様の中に探偵の方はいらっしゃいませんか?」という言葉を聞いてしまい…?敵と味方、過去と未来、出会いと別れ。遺志と意志が交錯し、物語は急転を始める。探偵はもう、死んでいる。ままでは決して終わらせない。たとえそれが世界の理に反する願いでも、この結末は認めない。これは地上一万メートルの上空で始まる新たな冒険劇。

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名探偵の残した遺志が紡ぐ過去、現在、そして未来。シードの討伐に向けて動き出す助手・君彦たちの物語が新たなステージへと一歩踏み出すたびに、彼らのなかの常識を超える人物の登場により壮大なスケールで織りなす冒険劇が待ち受けていて、純粋に君彦たちが歩む物語の行く末と結末が気になってくる作品です。

名探偵や暗殺者、巫女を筆頭にした“調律者”の存在が君彦たちの目的に関わりがあるたびに、調律者たちの動向次第で行く末に大きく影響を及ぼす存在がどんな立ち回りをするのか常にハラハラドキドキさせられます。一度は死線を繰り広げた暗殺者の立ち回りが特に印象深かったです。
そんな、名探偵の遺志を継ぎ、シードの討伐に手がかりを探す日々を送る君彦たちの前には数々の障壁が立ちはだかりつつも、仲間たちと緊張感を吹き飛ばすような軽快なジョークのやり取りが程よく挟まれていて楽しめると同時にキャラクターの魅力が引き立てられているので読んでいて楽しいです。

物語のクライマックスでは故人ヒロインとしてたびたび回想シーンに登場していたシエスタに新たな動きがあり、ますます君彦たちの冒険劇に盛り上がりを見せてきて次の新巻が待ち遠しいくなってきました。

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