働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

恋人代行をはじめた俺、なぜか美少女の指名依頼が入ってくる2

恋人代行をはじめた俺、なぜか美少女の指名依頼が入ってくる2 (角川スニーカー文庫)

《あらすじ》
柏木姫乃と神宮愛羅の恋人代行をつとめ終えた斯波龍馬。疲れた帰り道、泥酔状態の美人会社員・神城葉月に出会い龍馬は、通行人に絡まれないようにとタクシーで家まで送ることに。
数日後、恋人代行の指名を受けた龍馬が待ち合わせ場所に向かうと、そこにいたのは葉月!? 初めて会った時とは違う無邪気な笑顔と仕草にすこし戸惑いながらも恋人として振る舞う龍馬だったが、仕事や人間関係で弱音を漏らす葉月の姿に、思わず頭を撫でてしまう。すると、葉月から「恋人代行の一線を越えた行為」と咎められ、仕事を辞めさせられそうになり……!?
レンタル関係から始まるリアルラブストーリー、第二幕です

恋人代行を通じた出会い、偽恋人関係となった斯波龍馬と柏木姫乃。同じ大学に通っている事実が判明したことで、プライベートでも少なからず接点が生まれたことで仕事を通さない個人的なやり取りで恋人代行の予定を確保することも可能となり、初めて会った時よりもますます距離が縮まっていく二人の関係。そんな日々を続けていくうちに想いが膨れ上がって、恋人代行という仕事&お金によっての繋がり以上のものを求めるようになる姫乃の複雑な心境が痛いほど伝わってくる。

姫乃からの恋人代行の指名依頼が続く一方で、龍馬が道端で偶然知り合った会社員の神城葉月からもいろいろな偶然が重なって恋人代行の指名依頼をもらう関係にまで至ることに。
これは姫乃×龍馬のような同世代的な距離感からの恋愛模様を中心とした展開とは違い、葉月×龍馬のやり取りからは社会人経験も豊富でバリバリ仕事のできる女上司的な観点から恋人代行の仕事に付随する話題が中心として展開されていて、この物語はフィクションではあるけれどとてもリアルな雰囲気が醸し出される内容になっていました。
そんな新規顧客の葉月との関係ですけれど、恋人代行として顧客満足度5段階評価中4.9を叩き出す龍馬とのお酒を酌み交わすうちに心を開き信頼を寄せる間柄にまで発展している雰囲気が葉月との何気ないやり取りから察せられて、とてもグッときました。

しかし、恋人代行を通じての龍馬との関係は傍目には本当の恋人もしくは深い男女の関係のようにも映るため、龍馬の立ち位置がわからない人間にとっては今後は火種の原因になりそう。
奇跡的に姫乃×龍馬の行動圏内と葉月×龍馬の行動圏内で知人などを通じてのトラブルの原因は生じていないし姫乃×葉月の間にも何ら接点はないけれども、これから先の龍馬を中心とした関係がどのような顛末になるのか凄く気になります。

個人的には角川スニーカー作品のラインナップのなかでもイチオシのラブコメ作品なのでオススメです!!


kakuyomu.jp


bookwalker.jp