働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

放課後の聖女さんが尊いだけじゃないことを俺は知っている

放課後の聖女さんが尊いだけじゃないことを俺は知っている (ファンタジア文庫)

《あらすじ》
甘くて、尊い、二人の青春のはじまり――
「きみも来る?」時刻は午後11時。
平凡な高校生・倉木大和はコンビニからの帰宅途中に、同級生で聖女と呼ばれる美少女・白瀬聖良と出会う。
彼女に誘われるまま、真夜中の繁華街で共に時間を過ごし、その日をきっかけに二人の交流がはじまった。
初めてのダーツ、CD貸し借り、ラーメン巡り……。
たまに甘えてきて、少しやんちゃな一面のある聖良と関わるうちに、大和の退屈だった日常は色づいていく。
「あのとき、大和がついてきてくれて、ほんとによかった」
どこまでも自然体な聖女さんと過ごす、甘くて、尊い、青春と恋の物語がはじまる――。

同級生の白瀬聖良はクラスで孤高の聖女として距離を置かれているが、そんな彼女と偶然に真夜中の繁華街で遭遇したことをきっかけに彼女との交流が始まる。
平凡な男子高校生の倉木大和と白瀬聖良が出会いを機に教室での会話も増え、昼休みは屋上で一緒に食事を摂り、連絡先も交換して休日は一緒に出掛けるまでの親しい間柄になるまでに。
一緒に過ごす時間が増えるにつれて聖良の新たな一面を知ることになり、その関係に心地よさを覚えつつあるなかで今の自分が抱いている感情がはたして恋愛的なものなのか。平凡でしかないはずの自分が高嶺の花である聖良と釣り合うだけの男性なのかどうか。
まだ自分のなかに生じた変化が恋なのかどうかハッキリと形にすることに恥ずかしさや引け目を感じてしまう部分もあるが、ふとした拍子に聖良との何気ないスキンシップにドキッとしてしまう自分をしっかりと認識しつつ、今の自分が抱いている感情と向き合って聖良にも正直に打ち明け関係を継続させていく誠実な部分もあるので、二人の関係が今後どのようなものになるのか気になる次第です。

清楚系ヒロインの尊さを持ち味にした青春ものの作品が増えつつあるけれど、例にもれずキャラクターの魅力がしっかりと引き立っていた素晴らしい作品でした。
個人的にもオススメの新作なので是非とも広まってほしい限りです。


bookwalker.jp