働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

俺の『運命の赤い糸』に繋がってたのは、天敵のような女子だった件

俺の『運命の赤い糸』に繋がってたのは、天敵のような女子だった件 (富士見ファンタジア文庫)

《あらすじ》
16歳になる年の4月22日に、左手薬指に現れる赤い糸。それは、世界のどこかにいる運命の人に繋がっており、その相手と結ばれれば必ず幸せになれるという。
 真田暁斗の赤い糸が繋がっていたのは、顔を合わせれば喧嘩ばかりのクラスメイト・久遠寺梨蘭。互いに“嫌われている”と思い込む二人の関係は、赤い糸で結ばれても何一つ変わらない……はずだった。
「アンタは一生ッ、私だけを見てればいいのよ!」
 赤い糸の力で、隠していた好意がダダ漏れに!? 実は、これまでの言動は全て照れ隠し! 運命の人になったことで、素直になれない梨蘭の本当の想いを知ることに……。
「…暁斗、暁斗。いつか、名前で呼んでほしいな……」
 不器用な美少女とちょっと鈍感な少年が織りなす、“大好き”が溢れて止まらない、甘くて焦れったい恋の物語。

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中学の頃からの仲で口を開けば喧嘩ばかりの真田暁斗と久遠寺梨蘭。同じ高校に通っている二人が『運命の赤い糸』によって結ばれたことをきっかけに、お互いにの中にある素直になれない部分と『運命の赤い糸』が指し示す事実に挟まれたときの葛藤が凄く良かったです。
久遠寺梨蘭は“The ツンデレヒロイン”な立ち回り方で、『好きすぎて素直になれないからこそ喧嘩腰になってしまう』。そんな自分の行いに梨蘭は「(嫌われている……)」と思い込み、暁斗とも「(嫌われている……)」と思わざるをえない。両片想いだけどヒロインがツンデレだと物凄く面倒くさい感じがするけど、(夫婦)喧嘩の絶えない二人のやり取りが逆に仲の良さを感じさせてクラスメイトたちが囃し立てるのも肯けるくらい微笑ましい関係ですね。

しかし、『運命の赤い糸』にも例外があり、“運命の赤い糸で結ばれた相手でなくても結婚している事例がある”とのこと。
もちろん『運命の赤い糸』が最強の後押しになることは明白だけれど、「そんなの関係なしに好きな人と付き合いたい!」という想いが強ければ行動に移す人もいる。
両片想いでなおかつ『運命の赤い糸』で結ばれた最強のラブコメカップル。それでも自らの好意を打ち明けて勝負に出たい。強い想いに突き動かされたヒロインの青春模様も描かれていて、甘くもありほろ苦さもある恋の物語となっていました。
いやほんと、素晴らしいラノベだったと思います。主人公の前ではツンデレだけど家では毎日反省会していて家族から慰められているヒロインがメッチャ可愛いです。


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