働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

ゲート SEASON2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり (3.熱走編<上><下>)

ゲート SEASON2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり (3.熱走編<下>) (アルファライト文庫)

《あらすじ》
累計610万部突破! 大人気の「自衛隊×異世界」ファンタジーの海上自衛隊編、
文庫化第3弾上巻! 海賊対処等関連法の可決により、特地の海を取り締まり始めた海上保安庁ならびに海上自衛隊。ミサイル艇『うみたか』や『はやぶさ』の活躍もあり、海の治安は改善されていく。一方、異世界に近代の大砲技術を漏洩した者の正体を探る江田島五郎一佐と徳島甫二曹は、現地調査を通して重大な情報を掴む。それは大国アトランティアに潜む謎の裏組織の存在だった――!

文庫化第3弾下巻! 海に浮かぶ大国アトランティアとそこに本部を持つ裏組織を探るべく、さっそく潜入を試みる江田島と徳島。大小の船団が寄り集まって形成されたその不気味な海上国家では、『門』内外を巻き込む陰謀が蠢いていた。だがそこに突如として“死神”ロゥリィ・マーキュリーが出現。破壊の限りを尽くす彼女の登場により、徳島達は混沌の渦へ叩き落されることに――!?

日本と異世界を繋ぐ『門』の登場により、両世界で物資のやり取りや文化・技術の流入が起きているなか、海上自衛隊に所属する徳島、江田島がアトランティアの闇に迫る。
異世界の文化の急速な発展がもたらす障害。日本にはない神の存在と亜神の役割。アトランティア近海の海賊たちが大砲の技術を備え始め、魔法とのハイブリッドで火薬に頼らない戦術を展開させ、海上の治安にも影響を及ぼし始める。
そこに、『海上自衛隊』かつ『日本と異世界という国家間のやり取り』を上手く織り交ぜて、異世界に蔓延る悪意の渦中に飛び込んでいく徳島、江田島、オディ、シュラなどの面々の華麗な活躍ぶりと痛快な展開がいつものことながら本当に良かったです。
かつて、海上での負傷で義足を余儀なくされたオディも現代技術の恩恵を受けて、翼皇種としてこれまで以上の力を発揮して飛び回る展開も胸熱でした。
個人的には断然、キャラクターのなかではオディ推しですね!!
4巻の文庫化も楽しみにしてます。

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