《あらすじ》
三万年修行をした少年、最凶魔王と共に勇者に挑む!
女神の恩恵たる固有異能を持たず、世界を救えなかった少年・九条恭弥。
彼は数々の世界を救ってきた帰還勇者達が集う異次元レベルの学院において"落伍勇者"と馬鹿にされていた。
しかし彼こそは、三千もの世界を滅ぼした最凶の魔王・フェリスと異世界で三万年もの間修行をした、最強異質の勇者!!
恭弥の潜在能力は、数々の最強異能を持つ勇者たちなど、相手にならないほど強大で――!? 最凶の魔王に鍛えられた少年の無双譚、開幕!!
👻明日発売！👻
— HJ文庫 (@HJbunko) 2021年10月31日
HJ小説大賞2020前期受賞
『最凶の魔王に鍛えられた勇者、異世界帰還者たちの学園で無双する』
は明日発売❗️❗️
今日は重大発表を担当編集さんから聞いてきたよ🐈💨
＿人人人人人人人＿
＞ ２巻決定 ＜
￣Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y￣
来年の春発売予定だから今から要チェックだよ😆 pic.twitter.com/o2W4W4o7Pa
既に2巻の発売が決定！！
幾百の異世界に召喚された勇者たちを集めた学院において、異世界を救えなかった九条恭弥は“落伍勇者”のレッテルを貼られる。
帰還勇者の代名詞ともいえる『異能』すらもたない恭弥だが、最強の魔王とともに時の流れが現実世界と異なる空間で三万年もの時をかけて『魔法』を極めつつある恭弥が、周囲の予想を裏切って無双していく熱い展開が痛快でした。
なかでも印象的だったのが『三万年の時をかけた修行パート』の情報密度の濃さと、それをきちんと活用して他の勇者が「俺様の最強の異能！！！！」を行使するのに対して真正面から『修行で身に付けた魔法』でもって打ち破るまでのプロセスが、作品の世界観でもって紐づいているところが魅力的でした。
恭也が三万年の時をかけて魔法の基礎的な部分を徹底的に磨き上げたことで、一足飛びに強力な異能だけを身に付けただけのボンクラを技術で叩きのめす流れに凄く納得ができました。
そんな感じて主人公が無双していく学園バトル的な物語も面白いですけれど、まだまだ物語も始まったばかりで、帰還勇者たちを集めた学院の謎に包まれている部分も気になるところです。
続きがとても楽しみな作品です。
