《あらすじ》
美人生徒会長・高崎雫花は文武両道・才色兼備として全校生徒に尊敬されていた。ある日、万年ぼっちの高校生・小暮秋良は、彼女が元女番長であると知ってしまう。なぜ番長をしていたのか尋ねると「私ね――私より強い男と結婚したいの」。秘密の共有をきっかけに、秋良との仲を深めていく雫花。そのたびに「でも秋良くんは“強く”はない」と残念がる雫花だったが、じつは秋良こそが彼女を超える最強の男だった――!
「秋良くんこそ、私の白馬の王子様だ」その日から手作り弁当を作ったり、告白の練習をしたり、雫花のズレたアプローチが始まる! 元ヤン生徒会長と陰キャ番長の最強ラブコメ開幕!
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ヒロインが探し求めていた想い人の正体がぼっちで影の薄い男子高校生だった件について。
元ヤン生徒会長と陰キャ番長の最強コンビが送る学園ラブコメといった感じの作品でしたけど、①悪役が出てくる②ヒロインがピンチになる③主人公が颯爽とかけつけてヒロインのピンチを救う。これらのプロセスは定石ではあるけれど、「この先はこんな展開になるんだろうな……」と流れがある程度予想できたうえであっても、そんな要素を考慮しても楽しめるものがあればそれなりに面白く感じます。しかし、予想していた展開をなぞるだけで楽しめるものがなかったので、自分のなかでは無味乾燥な作品に感じてしまいます。
正直、あんまり面白くなかったというのが本音です。
2巻は出るみたいですけどたぶん買わないです。