《あらすじ》
四年に一度の「闘技大会」。その担当となった受付嬢には壮絶な地獄の業務が待ち受ける!! 当然のごとく担当になったアリナはカウンターで保管されていた優勝賞品……貴重で、高価で、普通の力ではまず壊せない(←ココ重要)「純遺物」
の像についつい八つ当たりしてしまう。
その結果――像の、首が、ポロリ!!!!
責任問題!? 高額賠償!? いやいや何より恐ろしいのは「純遺物を壊せる者がただの受付嬢であるはずない」という事実に気づかれてしまうこと!!
かくなる上は接着剤で誤魔化せてる内に、アリナ自身が闘技大会へ出場して優勝賞品をゲットするしかない――!!
ーー定時になったら帰りたい、有給はきちんと消化したい、残業なんて大嫌い!!!
あるときは冒険者ギルドで仕事に就く受付嬢、あるときは攻略が行き詰ったダンジョンにフッと現れてボスを撃破していく“処刑人”として活動する。
自らのワークライフバランスを守るためには手段を選ばないがそれでも運命に導かれるように彼女のもとにはどんなダンジョンよりも難解な膨大な仕事が舞い込んでくる。
ファンタジー世界の社会人受付嬢の天国と地獄をコミカルに描いたファンタジー×社会人主人公×コメディ系のラノベ作品といった感じでした。
シリーズ4巻ともなると、アリナの不憫な姿と急転直下で仕事の山をぶつけられて地獄に沈む姿の落差ある展開が思わ共感してしまいそうな笑えるネタが満載で良かったです。