働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

運命の人は、嫁の妹でした。

《あらすじ》
互いの顔を知らないまま結婚する――その名も「ブラインド婚活」なる蛮勇をかました俺、御堂大吾。
初の待ち合わせ場所に現れたのは超美人な嫁……ではなく、その妹・獅子乃。
その時突然、俺たちに前世の記憶が蘇る。そこでは、俺と獅子乃は運命を誓い合った恋人どうしだった!?
……つまり〈運命の人〉は嫁ではなく、その妹だった!? 俺もう君の姉と結婚しちゃってるんだけど!?
しかも、実家のゴタゴタから守るため、まさかの嫁より先に獅子乃との同棲生活が始まってしまい……! どうなる、俺の理性と新婚生活!

誰も読んだことのない、予測不能なヒロインレースが幕を開ける


婚姻届け提出済み。電話で想いが通じ合っていた相手だがお互いの顔知らないままの交際0日結婚。
しかし、結婚した相手は前世で運命を誓い合った恋人ではなくその姉でした……、えっ、地獄の始まりですか?

本気で好きになった相手(姉)と運命の相手(妹)の二人に挟まれ、前世の記憶が蘇るなかで湧き上がってくる運命の相手に対する想いに戸惑いながらも、目の前の相手との関係を育ませていく。
日本の人口1億2000万人いるなか、数奇な運命に導かれた3人の間にある過去と現在に至るまでの想い、そして答えの見えないヒロインレースの勝者は姉妹のどちらに軍配があがるのか。
前世からの運命の相手(妹)、現世での運命の相手(姉)。キャラクターへ感情移入をさせる描写の数々、ラブコメチックな展開で見せるヒロインの可愛さ、どちらとも甲乙つけがたいヒロインレースで悩ましい作品ですね。この先、どのような展開となるのかが楽しみです。



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