働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

恋する少女にささやく愛は、みそひともじだけあればいい

恋する少女にささやく愛は、みそひともじだけあればいい (GA文庫)

三十一文字の短歌に込められた主人公とヒロインの好きが溢れる愛の言葉。
ひたむきに野球に取り組んでいた主人公が怪我を境に目標を失い、新たな趣味として始めた短歌をきっかけに出会う人たちとの青春の日常。
素人の主人公が短歌に綴る日常の光景とそれに感想を投げかけるヒロインの青春は、師匠と弟子の関係に映るけれど二人が仲良く楽しく短歌に興じる姿から青春を満喫しているオーラが感じられて良かったです。
三十一文字という限られたなか、同じ時間を過ごした二人だけに伝わるエピソードを通じて表現される言葉や込められた感情がくみ取れたときの得難い感動がありました。
主人公の拙い短歌の技術などはかなぐり捨て、青春を生きるキャラクターたちのまっすぐな熱量があってこそのドラマ性も最高でした。


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