働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

孤高の王と陽だまりの花嫁が最幸の夫婦になるまで2

孤高の王と陽だまりの花嫁が最幸の夫婦になるまで2 (HJ文庫)

国内外から『暴虐武人の魔王』と恐れられる若き国王ウィルフレッドと隣国から嫁いできた庶民育ちの王女アリシア。
政略結婚によって結ばれた二人だけれど、アリシアの生来の性格が良くも悪くもウィルフレッドの価値観に影響を与えたことで徐々に心境にも変化を及ぼし、まるで生涯の伴侶と運命的な出会いを果たしたかのような初々しくも甘々な新婚生活を送る姿が見られるラブコメ作品でした。

ウィルフレッドのキャラクターをあえて例えるのであればラブコメにおける『唐変木』『朴念仁』。これまで恋愛感情に発展する女性との出会いが全くなかったことからも、アリシアと関わる日常のなかで芽生えた感情の機微に、言語化できないものを覚えはじめて困惑する姿。そして、アリシアとの日々が積み重なるにつれて恋愛感情が少しずつ育ち始めて、いろいろな想いが胸中を駆け巡る姿。
アリシアはアリシアでウィルフレッドの無自覚な言動に翻弄されて喜怒哀楽の感情を引き出されながらも、二人で楽しく新婚生活を満喫する。
読めば読むほどに二人の掛け合いが楽しめ、さらには出会って間もないウィルフレッドとアリシアが急速に距離を縮めていく姿に愛らしさを感じさせられるところが最高に良いラブコメ作品でした。


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