働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い 10

塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い 10 (ガガガ文庫)

大学生活への夢が広がる、東京下見旅行編!

交際開始からもうすぐ一年の押尾君&佐藤さんカップル!
引き続き「cafe tutuji」の経営は順調で、押尾君の神対応にもますます磨きがかかり。
へなちょこだった佐藤さんのミンスタにも、知り合い以外のフォロワーが増えて絶好調!?

そんな中、志望大学の下見も兼ねて二人きりの東京旅行が決定!
はじめての東京観光に、押尾君も佐藤さんも大はしゃぎ。
なにもかもが順風満帆に思える春休みの始まり――そこに届いたのは、十年前に亡くなった颯太の母へ向けた謎のメッセージだった。

“咲子さんへ 毎日16時、いつもの喫茶店であなたをお待ちしています”

メッセージの送信元はなんと有名な絵本作家。そんな人と母さんとの間にどういう関係が……?
頭を悩ませる押尾君&佐藤さんの前に、さらなる嵐が訪れる。
インフルエンサーのマネジメント業務を手がける美人学生社長・甘井メープル!
押尾君&佐藤さんカップルに目を付けた彼女は、二人にこう言い放つ――。

「キミたちの“人生”をプロデュースさせてほしい、必ずトップインフルエンサーにしてみせよう」

二人の旅は、ただの旅行じゃ終わらない!?
甘くて“映える”! 糖度120%の甘々青春ラブコメ、堂々の第10巻!

地元を離れ、押尾君&佐藤さんカップルの大学生活に向けた東京下見旅行!!
お互いを最高の彼氏(彼女)だと信じている二人が東京の観光地やカフェを仲良く満喫しているだけですら愛しさを感じます。

他にも『押尾君の亡き母親へ向けた謎のメッセージ』の真相を確かめるための喫茶店めぐりとか、『押尾君&佐藤さんのカップルインフルエンサーデビュー!?』とかいろいろあって、前半はややミステリアスな展開と押尾君の両親の思い出の地をめぐるなかで両親を知る人物の口から語られるエピソードに感じ入る二人の姿に心を打たれましたし、後半は『インフルエンサー』という職業のディテールを掘り下げつつも、将来は大学生として人生をステップアップする二人の未来の選択肢のひとつとして迫られたときの動向が丁寧に書かれていて、恋人でもある二人の選択と考え方が物語として昇華されていてとても読み応えのある展開で素晴らしかったです。
だけどやっぱり、押尾君と佐藤さんがお互いにドキドキしながらイチャついているところが一番大好きです。こんな青春を送りたかったです。