
自作自演の疑惑を払拭するため、深層ソロ攻略にのりだしたカリン。
選んだのは、ブラックタイガーが苦戦中の奥多摩渓谷ダンジョンだった。
(当てつけではなく自宅からの近さが理由と説明するカリン氏、思いっきり真冬のカンペで言わされているのだった……)。
どんな実力者も命を落とす数々の“初見殺し”に、カリンはいかに対応するのか。
友も敵もファンも野次馬も、数百万人が固唾を呑んで見守るなか。
人類未踏破の魔境への挑戦が幕を開ける!
いざ、潔白なる「お優雅」へ――
大人気ダンジョン無双バズ、第4弾!
【悲報】お嬢様系底辺ダンジョン配信者、配信切り忘れに気づかず同業者をボコってしまう 4 | 書籍 | 小学館
同接人数が100万人単位で増加を続けるダンジョン配信。ダンジョン攻略がニュース速報される女子高校生。
山田カリンお嬢様が無自覚ハイスペック無双を繰り広げて、本来であれば死線をさまようはずのダンジョン攻略を御紅茶片手に優雅に突破していくという地獄絵図。
ライブ配信特有の視聴者コメントと配信者のノリが融合した場面展開と山田カリンという世間の注目を集めている台風の目のような主人公がカオスを巻き起こしていて、やること成すことが常に規格外過ぎるので読んでいてめっちゃ楽しいです。
いったい山田カリンの強さの根幹には何があるのか。定量的に数値化できるであろう肝心かなめのレベル的な部分は未だ明らかにならず。逆にわからないからこそこのコントのようなダンジョン攻略を楽しめている部分もあるけれど、いつか開示するような場面が見てみたいです。
そして山田カリン VS 深層モンスターとのバトル。本来であれば多人数で万全の準備を経て攻略されるはずのモンスターを全てパワーでねじ伏せていく。
「あのモンスターを拳ひとつで……」みたいな開いた口が塞がらなくなる斬新過ぎる倒し方の数々を披露してくれていてすさまじいです。
ダンジョン×配信系のラノベの中ではトップクラスにおもしろい作品なのは間違いないです。