
かつて勇者として駆けたアトラティカ王国に舞い戻り、無事アクアヴィータたちを現代に救い出した刀護。凍結状態の彼女たちの受け入れ体制を作るため、異世界の知識を武器に日本政府を相手取り交渉を開始する!
「異世界の魔法の神髄は、現代の魔法とは歴史が違うぜ」
刀護の暗躍と時を同じくして、異世界の情報を嗅ぎつけた某国から、世界最強の探索者の魔の手がアクアヴィータたちに迫るが――!?
「仲間に手を出した報い――では征くぞ。蹂躙の時間だ」
帰還勇者の次なる現代無双は異世界の仲間とともに!!
魔神殺しの帰還勇者、現代ダンジョンでも無双する2 | 魔神殺しの帰還勇者、現代ダンジョンでも無双する | 書籍情報 | スニーカー文庫(ザ・スニーカーWEB)
元異世界の勇者が現代日本に帰還。凍結状態にさせた異世界の仲間たちを元に戻し、現代日本を凌駕する異世界の魔法と知識を交渉材料に日本政府を相手に挑む。
現代日本と異世界ファンタジーをハイブリッドさせた世界観と物語になっていて、【異世界の勇者】の地位や名声を現代日本で公的に証明できずに【長期間失踪していた人物】から、なんやかんや政府の役人が間に入り【現代日本で屈指の実力者と互角に渡り合える】人物にまで主人公のステータスが上がってました。
シンプルに主人公が現代日本で無双する物語というよりも、異世界から帰還した勇者が異世界の仲間とともに日本で移住先を探したり、移住するにあたっての問題点や今後の課題について熟考したり、異世界人という要素が日本をはじめ世界へ及ぼす影響を考慮して行動を起こしたりなどなど。
現代日本に異世界人が移住して生活するには? というところがとても深く掘り下げられていて、ストーリーの展開の着眼点がおもしろかったのと純粋に読んでいて、「このまま異世界人が日本に増えていくと世界はどうなっていくんだろうか?」というワクワク感があって読んでいてとてもおもしろかったです。
ちょいちょい移民問題や外国勢力に関する話題の切り出し方に政治思想みたいなものがにじみ出ていた気がするけど自分は気にしません。
3巻あたりで主人公の立場がどんな風になるのかが気になるので、ぜひとも3巻を出してください。お願いします。